内容説明
多様化したニーズ・数ある類似品・飽和状態の消費市場…激しい競争を勝ち抜いてなぜ『いか天大王』は大ヒットしたのか?創業70年を誇る大阪のおつまみメーカーが「必が当たる」商品開発・販売戦略を徹底解説。
目次
第1章 売れない新商品、類似商品の氾濫…熾烈な競争が繰り広げられる日本の食品業界(市場縮小の壁を突破する切り札「ヒット商品」;類似品の登場で市場が飽和、価格競争では利益は生まれない ほか)
第2章 美味しいのになぜ売れない?食の潮流を読み取ることがヒットへの近道(味の好みは千差万別!「美味しさ」だけではヒットは生まれない;ヒットへの近道1 固定観念に縛られず、新たな可能性に挑戦する ほか)
第3章 ゼロからの開発では「ヒット商品」は生まれない―最速で消費者ニーズにピタリと合わせる「マイナーチェンジ開発メソッド」(「いか」にこだわって70年!300種類以上のいか商品を生み出せた秘訣;秘訣1 ヒット商品のヒントは足元にあり!自社の強みを見つけ出せ ほか)
第4章 加工食品は店頭での3秒が勝負―売れる商品の「ネーミング」「パッケージング」10の法則(商品も「見た目」が9割?;売れるネーミング編 ほか)
第5章 広告・宣伝に頼らず商品認知度を飛躍的に向上―ヒットを生み出す「販路」選びのポイント(ヒットを決定づける「棚」の戦略;販促の秘訣1 バイヤー攻略編 ほか)
著者等紹介
田中稔朗[タナカトシロウ]
1978年生まれ。大阪府出身。2002年、横浜国立大学を卒業後、明治製菓株式会社(現・株式会社明治)に入社。大手総合スーパー本部への営業を担当し、マーケティング、販売戦略を手掛ける。2008年、株式会社マルエスに入社。東京営業所所長などを経て、2011年、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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