エネルギー戦国時代はプロパンガスが制する

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344913257
  • NDC分類 575.46
  • Cコード C0034

内容説明

電力・ガスの自由化によって大変革期を迎えたエネルギー業界。熾烈な顧客争奪戦を勝ち抜くプロパンガス事業の強みと可能性を徹底解説。

目次

第1章 電力・ガス自由化で激化する顧客争奪戦―現代はまさに「エネルギー戦国時代」(激変するエネルギー業界の勢力図;都市ガスとプロパンガス ほか)
第2章 競合が多いほど際立つ個性―プロパンガス事業だけが持つ数々のアドバンテージ(プロパンガスとは;空気より重く、水より軽いプロパンガス ほか)
第3章 早期復旧、LPガス車の活躍、安定供給…災害時に真価を発揮する「分散型」エネルギーのメリット(自然災害の国、日本で評価が高まるプロパンガス;東日本大震災ではプロパンガスがいち早く全面復旧 ほか)
第4章 「顔が見える」ことでユーザーの信頼を勝ち取る―プロパンガス事業を支える販売店ネットワーク(プロパンガスのアナログ性も強み;ユーザーに近いからこそできるサービス ほか)
第5章 新たな価値を求めて、未来の領域へ―異業種との連携を強化してエネルギー業界をリードする(エネルギーの壁を越える業務提携;業務提携によるメリット ほか)

著者等紹介

後藤庄樹[ゴトウショウジ]
名古屋プロパン瓦斯株式会社代表取締役社長。一般社団法人愛知県LPガス協会会長。一般社団法人全国LPガス協会理事(執行役員)。愛知県石油商業組合理事。一般社団法人愛知県危険物安全協会連合会小牧市危険物安全協会会長。1960年、愛知県小牧市生まれ。1983年、明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、名古屋プロパン瓦斯株式会社に入社。同年、取締役に就任。経営に携わる一方、現場でプロパンガスの基礎を学ぶ。その後専務取締役を経て1998年、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんかれ~

20
プロパンガスのメリットは大きい。分散型で災害時のエネルギーとして極めて有効。実際に政府も災害時の備蓄品に指定。国土カバー率95%。発電もできるし、タクシーのようにプロパン車もある。ガス自体も燃焼カロリーが高くて調理にも有用。おまけに環境負荷も低いという優等生。ただしメリットだけでなく、ボンベ設置スペースや高いコストなど、デメリットにも正直に触れたほうがよい。2017/10/29

ゆきまさくん

2
著者はプロパンガス会社の経営者なので、業界のこと、現場の実情がわかりやすい。そもそも、都市ガスとプロパンガスの違いがよくまとめられている。プロパンガスは、日本全体の世帯数約5340万世帯のうちの半分近い約2400万世帯で使われている。東日本大震災では、プロパンガスがいち早く全面復旧し、またボンベに詰めて運ぶことが可能なため、炊き出しや暖房として稼働することができる。分散型エネルギーとして、今後見直されていくだろう。都市ガスに比べ、2倍のカロリーの働きができるメリットの反面、料金が高いデメリットもある。2017/11/11

masa

1
数少ないプロパンガスの業界本。業界の現状と未来がよくわかる一冊。震災時に強みを発揮し、あらためて注目を集める業界だが、一方で中小企業率が高く、まだまだルールが整備されていない業界であることも事実。生き残り戦略・成長戦略をどの視点で描いていくかが課題。2020/05/30

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