内容説明
四季を愛し花を愛でた西行は、後世に何を残したのか。悠久の時を経て詠い継がれた珠玉の２２篇が、新たな解釈で現代に蘇る。英語訳付き。
感想・レビュー
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aloha0307
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西行法師といえば、世の儚さ・無常 を読み込むという先入観があったのだが、幼き日の回想 そして恋の詩もこんなにあったのは意外でした。滋味たっぷりのイラストも趣を添えています。願わくば 花の下にて 春死なん その如月の望月の頃．．．この一首がやはり胸に染みこんでくる（特に”その”のところ お釈迦さま入滅を暗示？）。奇しくもその願いとおり、法師は如月に（さらには、望月のころに）亡くなりました。2017/10/07
