内容説明
加齢の鍵を握るエントロピー。果たして、この物理量の正体とは。人体の老化現象に物理学的視点から迫る、理学エッセイ。
目次
第1章 生命体の基盤とは?(細胞とは?;代謝 ほか)
第2章 量子力学がミクロの世界に誘った(化学結合は量子力学で証明された;シュレーディンガー方程式 ほか)
第3章 統計力学への進化(量子力学の副産物;化学反応はどのようにして起きるのか ほか)
第4章 老化にはエントロピーが大きく作用する(寝だめのできない理由;エントロピー ほか)
第5章 老化の原因分子とは?(化学反応で生産する副生成物が老化の原因分子である;エントロピーの増大を利用したがん治療 ほか)
著者等紹介
瀬戸浩二[セトコウジ]
昭和54年3月大阪市立大学大学院前期博士課程修了。平成3年6月工学博士(大阪市立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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