内容説明
今後ますます生存競争が厳しくなっていくなかで税理士が生き残っていくには、会計業務や申告業務ではなく業種特化し、クライアントに親身に寄り添って経営がうまくいくようにコンサルティングをすることが必須条件である。不動産に特化した新進気鋭の若手税理士が、新時代の税理士に求められる知識・ノウハウを徹底解説する。
目次
第1章 他業種からの参入激化、顧問料低下のスパイラル、クラウド会計・AIの発展―もはや「資格」だけで食べられる時代は終わった(税理士余りの時代到来、資格があっても仕事がない現実;年々、税理士登録者は増え続けている ほか)
第2章 旧態依然とした仕事観で顧客を失う“先生きどり”の税理士(税理士では食べていけない「内的要因」とは?;「先生」と呼ばれすぎた残念な税理士 ほか)
第3章 税理士不要時代を勝ち抜く方法1 サービス業としての「接客力」を身につける(税理士=接客業と考える時代;接客力を身につければ、他との差別化になる ほか)
第4章 税理士不要時代を勝ち抜く方法2 財政基盤を強化するための経営コンサルを行う(多くの経営者が税理士によるコンサルティングを受けたがっている;なぜ、税理士によるまともな経営コンサルティングが行われていないのか ほか)
第5章 税理士不要時代を勝ち抜く方法3 「専門特化」でライバルのいないポジションを勝ち取る(経営コンサルの質を高めるためには「専門力」が不可欠;専門特化にはいくつものメリットがある ほか)
著者等紹介
渡辺浩滋[ワタナベコウジ]
1978年、東京都江戸川区生まれ。明治大学法学部卒業。税理士、司法書士、宅地建物取引士。税理士試験合格後、実家の大家業を引き継ぎ、空室対策や経営改善に取り組む。大家兼業税理士として悩める大家さんのよき相談役となるべく、不動産・相続税務専門の税理士法人に勤務。2011年12月、税理士・司法書士渡邊浩滋総合事務所設立。司法書士の資格を活かし、不動産のスペシャリストとして税務だけでなく法律面の観点からもトータル的なアドバイスを提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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