内容説明
125代、130人の天皇すべてを網羅。政治・文化、連綿と続く歴史の舞台を明らかにする教科書とは違う日本史。
目次
第1章 天皇と皇室早わかり
第2章 天皇は歴史の主役/神代・古代の天皇
第3章 天皇は歴史の主役/律令国家の天皇
第4章 天皇は歴史の主役/親政・摂関・院政時代の天皇
第5章 天皇は歴史の主役/武家政権下の天皇
第6章 天皇は歴史の主役/近世・近現代の天皇
第7章 天皇と皇室トリビアな話
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県津山市生まれ。歴史学者。東京大学史料編纂所教授。中近世の諸制度や風俗・習慣に深く切り込んで新たな歴史像を提示し続け、日本史の学び方にもさまざまな提言を行っている。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社)で、日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
17
主だった帝は見開きで、そうでもない方(失礼)はさらっと数行で説明しつつ、日本史を追う本。…うまいこと濁してある帝もいっぱいいた。四条帝の死因については触れられていなかった。孝明帝の死因は暗殺っぽい書き方だったけど、どうかなあ…、単なる疱瘡なんじゃないのかなと個人的には思います。戦前は地方への巡幸にもしずしずと三種の神器もついていったとあって驚いた。そんな…水戸黄門が高々と印籠掲げたまま歩いていくようなものじゃない…。さらっと読んだ。2019/05/01
湯一郎(ゆいちろ)
4
天皇を軸にした日本史。ずーっとつながってるんだなーと実感できる。そりゃあ中には白河、後白河、後醍醐みたいな傑物も現れるよね。2019/07/17
のらくろ好き
0
神話時代の神武天皇から国民的で"お目にかかれる"今上天皇までの長〜い道のりをシンプルにまとめられた本。当時の天皇の立場を理解するだけで、当時の情勢までなんとなく伝わるのがすごい。感慨深いものがここにある。2019/08/13
海戸 波斗
0
先祖代々を遡れるのにのにのに、先祖供養もバッチリのはず、神道だからか?一族の皆々様が幸せそうに見えないのは何故なんだろう。2019/06/01
zikisuzuki
0
いよいよ天皇譲位、元号が変わるということで天皇について復習してみた。内容もページ数も薄めだが、とても分かりやすく便利な本だ。知識を整えるのにはこのような本が一番良いと思う。2019/04/18