内容説明
様式、十字架、聖人像、フレスコ画、ステンドグラス…美しい建物には意味がある。有名教会・聖堂のみどころがわかる!海外旅行で必見!
目次
そもそも教会とは何か?
1 建築様式で学ぶ教会の基本(教会建築の変遷―教会堂の形は時代とともに変化してきた;初期キリスト教様式―バシリカ式と集中式が教会建築の元祖 ほか)
2 教会によくある建物を知る(塔―空高くそそり立つ教会のシンボル;鐘―鐘の音が祈りの時間を教えてくれる ほか)
3 一度は訪れたい世界の教会・大聖堂14選(壮大なスケールで迫るローマ・カトリック教会の総本山―サン・ピエトロ大聖堂;600年かけて完成したゴシック様式を代表する大聖堂―ケルン大聖堂 ほか)
4 魅力あふれる世界の教会・大聖堂(ロシア教会建築の基礎となった伝統ある聖堂―聖ソフィア大聖堂;22個もの玉ねぎ形ドーム屋根をもつ小島の教会―プレオブラジェンスカヤ教会 ほか)
著者等紹介
船本弘毅[フナモトヒロキ]
1934年、静岡県生まれ。関西学院大学大学院修了、ニューヨーク・ユニオン神学大学大学院、スコットランド・セントアンドリュース大学大学院に留学。関西学院大学教授、南メソジスト大学客員教授、東京女子大学学長、東洋英和女学院院長などを歴任。現在は関西学院大学名誉教授、NHK「宗教の時間」講師を務めるほか、東京と大阪で連続聖書講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
27
本当になにもわかっていないので、とにかく美しい世界の教会の写真にため息が出ました。知らないことも多いので、豆知識も面白かったです、欲を言えば、日本の教会の写真や初めて教会に行く場合の流れもあると嬉しかった。2016/09/03
宇宙猫
21
★★★ 知ってるようで知らない事が多くて面白かった。写真も綺麗。2017/03/05
袖崎いたる
11
恥ずかしながら、ぼくはこの本で「胸で十字を切る」正しい仕草を知った。プロテスタントでは行わず、カトリックと東方正教で行うものだということも。そして美々しき教会堂の写真によって示される数々の紹介は、必ずしもゴシックやバロックなどの様式に囚われているわけではなく、ときにはその土地の地形を生かし、あるいは自分たちを生かすために隠匿の信教の態度に即した様式であったりと、決して単調ではない神への想いの造形を窺うことができる。特にゴシック様式の教会の光の形而上学とでもいうべき神々しさは、この身で体験したいと思った。2015/08/03
たか
8
主にカトリック、プロテスタント、東方教会の違いについて書いてありました。あとは世界各地の教会の紹介など。2016/03/30
話
5
わかりやすくてよかった。どこの宗派で、どの様式のものか見分けられるようになれたら、かっこいいのに。ひとつの夢。2015/04/02
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