内容説明
何が書いてあるのか?悟りは得られるのか?32の経典からいいとこどり!生きるヒント満載、やさしい仏教入門決定版。
目次
第1章 お経のなりたち(仏教の開祖・釈迦の生涯;お経を書いたのはだれか ほか)
第2章 釈迦の言動を色濃く残す初期のお経(仏教の聖典『法句経(ダンマパダ)』
仏陀最古の教え『スッタニパータ』 ほか)
第3章 インドで作られたお経(お経のための編集会議が開かれた;白い蓮の花に象徴される、万人救済を説く経典『法華経』 ほか)
第4章 中国で独特の発展を遂げたお経(道教の祖・老子が釈迦になった?『老子化胡経』;中国で作られた偽経 ほか)
第5章 日本独自のお経(仏教を取り入れた聖徳太子;はるばる唐(中国)から鑑真を招いた理由 ほか)
著者等紹介
瓜生中[ウリュウナカ]
1954年、東京に生まれる。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・神道・インド思想の研究、執筆活動を行い、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しのぶ
18
雑学を増やそうと手に取る。読み易く構成されているのだろうが知識ゼロには教科書然としていて難しかった。もともとちょっぴり知っていた三蔵法師に関しては知識増。2022/09/28
お萩
7
先日祖父の葬儀でお坊さんに、宗派によってお経は読み方が変わるんだよと教えてもらい、そもそもお経に何が書かれているかも知らないなと思い至る。各お経がどのように出来たのか、どんなふうに発展したのか、どんなストーリーになっているのかまとめ方が上手くとても分かりやすい。読み物として面白そうなものがいくつかあった事にも驚き。今度は各宗派の違いがもっと詳しく知りたい。2016/01/12
乱読家 護る会支持!
3
大乗仏教を中心とした仏教入門書だす。小乗仏教と大乗仏教が別れた経緯、日本に仏教が入った流れ、鎌倉期の念仏仏教が広がった経緯がわかりやすく書かれています。2014/01/04
Sei.Kei
1
お経の知識を深めてみたいと思い手に取ってみました。 簡易的にまとまっており、知識の復習になる本でした。 また、漢字にも、漢音、呉音、宋音が有ることを知り、それで時代によって、同じ漢字でも、音が変わることに、驚きました。言われてみればですが、言われるまでは気付くことができませんでした。 また本の中で説明のあった、正法眼蔵については、まだ手を何も付けていない状態ですので、今度また入門的な本を読んで、知識を深めたいと思います。2022/05/06
読書小僧
1
参考資料。 駄目だ。 奥が深すぎて難しすぎ……。 さっぱり頭に入ってこない。 ホントに仏教というか宗教って積み重ねがすごいって事だけは分かった。 2017/03/16