内容説明
原発問題、新世代エネルギー、水資源、インターネット、人口爆発…震災後、日本はもっと強くなれる。復興が世界経済に与える影響は？最新データで読み解く、グローバル経済の動き。
目次
第１章 世界経済の中心は先進国から新興国へ（Ｇ２０―世界のリーダーは７ヵ国から２０ヵ国に；ＧＤＰ―先進国とは１人あたりＧＤＰ１万ドル以上 ほか）
第２章 アメリカ経済―次世代型経済への転換を目指す（金融危機―サブプライムローンが危機をまねいた；金融危機―リーマン・ブラザーズの破綻で影響が拡大した ほか）
第３章 ヨーロッパ経済―成熟した市場の倦怠感を打ち破る（ＥＵ―経済統合を目指して生まれた共同体；ＥＵ―高失業率と景気低迷に苦しむＥＵ ほか）
第４章 アジア経済―人民元通貨圏を中国がつくりあげる（中国―多くの分野で急成長し、世界の大国へ；中国―アメリカを抑え、最も車を買う国に ほか）
第５章 中東・アフリカ経済―天然資源を武器に生まれ変わる（中東―流れ込むオイルマネーで潤うアラブ諸国；中東―次世代エネルギーの分野でも覇権を狙う ほか）
著者等紹介
池上彰［イケガミアキラ］
ジャーナリスト。１９５０年長野県生まれ。慶應義塾大学卒。ＮＨＫで社会部記者や科学・文化部記者を経て報道局記者主幹。１９９４年から１１年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。２００５年からフリーに。わかりやすい解説で、書籍、雑誌、テレビ等で好評を博す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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犬こ
24
世界地図が多用され、経済、産業、農業、国家間の問題など、全体俯瞰しながら国比較できる分かりやすい一冊。少し前の本なので、情報は古いですが、ためになります。その後の変化と現在も気になるところ。世界は本当に広いです。2017/08/15
しかっち
9
ざっくりと世界について知ることができます。 とてもわかりやすいです。 読めば読むほど、日本が今どれだけやばい立場にいるのかわかってきて、落ち着かなかったです。 日本に先はあるのでしょうか。かなり不安です。 2011/09/26
とくぽん
7
ざっくりとではありますが、世界の経済の現状、これからを学ぶことができます。経済発展の場は、先進国から、アジアを始めとした新興国に移り、そして次はアフリカの経済発展が期待されるんだろうと思いました。もはや経済発展が停滞してしまった日本は何を強みにして、どこに向かえばいいのか、、。疑問です。2014/10/25
ぽてち
7
世界地図が欲しくなりました。2013/12/01
ありんこ
7
池上さんのTVは見ていなかったけれど、本で読むとやっぱりとても分かりやすくて面白いです。まさに知識ゼロの私にも今の世界経済について知ることができました！2011/08/26
