内容説明
本書は、目に見えない神仏との交流をどのように築くのか、神仏を敬う伝統的な形について解説したものです。お正月やお盆の行事のなかに根強くその形が残っています。しかし、なかなかその原点にまでさかのぼって考えることはありません。普段の日常生活のなかで神仏を敬うことは、豊かな人生へのヒントです。
目次
第1章 神様に祈るときの祝詞と作法(祝詞は神様に対する崇敬の言葉;祝詞を唱えてみよう;知っておきたい神棚の作法 ほか)
第2章 諸仏に祈るときの真言と作法(真言は大日如来の「究極の言葉」;「生身」になってこの世に現れたお釈迦様;「声」を出すことで真実が明らかになる ほか)
第3章 仏様に祈るときのお経と作法(仏教の聖典「経」「律」「論」;釈迦の教えとは何か?;お経は何のために読むか? ほか)
著者等紹介
茂木貞純[モテギサダスミ]
國學院大學神道文化学部教授。専門は神道祭祀学、戦後神道史。古宮神社(埼玉県熊谷市)宮司
平井宥慶[ヒライユウケイ]
大正大学仏教学部教授。研究範囲は、中国・インド仏教学、東洋思想(東西交渉)史。中国における仏教遺跡などの調査でも活躍。真言宗豊山派常泉院(東京都文京区)僧侶(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒロ@いつも心に太陽を!
7
《言霊》がキーワード!つい声に出して唱えたくなるような祝詞(神道)や真言(仏教)がいっぱいだよー!!ほんと、いい言葉を口にするといいこと起こるって言うものね。お参りの作法に関しては本当に基本的なことばかりだけれど、諸仏の詳しくてわかりやすい説明があったので仏像を見る目がさらに鋭いものになりった自信アリ(笑)図書館で借りたものの神社仏閣スキーとしては本気で買おうか迷う一冊(>∀<*)☆あー、京都行ってたくさんの神社やお寺まわりたくなったー!!!!2011/09/16
まんまる
2
神社仏閣のお参り作法から祝詞やお経の様々まで、知識ゼロの者にも分かりやすく書かれている。といっても神道も仏教も奥深すぎて難しさやややこしさの感覚は消えません。が、縁を感じて手にとった本なので、これを機に般若心経を覚えてみたいな、と考えています。2016/08/17
ぱふぇっと
1
神社とお寺のお参りの違いが書いてあります。図書館。2016/07/26
ひろつそ
1
勘違いして覚えてゐたところが結構わかつた。2013/05/22
river125
1
神様と仏様をカバー。作法の話しはそこそこに、神に祈るときの祝詞や、仏に祈るときの真言や経、仏像の種類など、なかなか詳しく書いてある。2011/06/02