内容説明
日本を今一度、せんたく致し申し候。激動の世を、志高く駆け抜けた46人。
目次
第1章 激動の時代を駆けた熱き志にふれる(志士・坂本龍馬―時代の寵児。自由奔放な発想力で幕末を駆け抜けた;志士・中岡慎太郎―坂本龍馬の盟友。いち早く薩長同盟の実現に奔走 ほか)
第2章 時代背景を知って、もっと身近に(幕府のしくみ―将軍を頂点としたピラミッド構造;幕府と藩―地方の政治は各地の大名に任せていた ほか)
第3章 藩のルーツから流れがみえてくる(相関図―昨日の敵は今日の友。幕府と藩の関係;徳川幕府―四〇〇万石と一万五千の兵力をもつ ほか)
第4章 主義思想から幕末の「なぜ?」を読み解く(思想―命をかけて守り抜いた己の志;攘夷論―武力で外国人を排除する危険な思想 ほか)
第5章 激動の時代をつくった転換点はここだ(幕末年表1―嘉永六年~安政七年;黒船来航―黒船の到来で幕末の世が開いた ほか)
著者等紹介
木村幸比古[キムラサチヒコ]
1948年京都市生まれ。國學院大学文学部卒(近世思想史)。現在は霊山歴史館学芸課長、岩倉具視対岳文庫長、高知県観光特使を務める。幕末維新史に関する評論を多数執筆。1991年に維新史の研究と博物館活動で文部大臣表彰を受ける。2001年に生涯学習推進で京都市教育功労者表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。