知識ゼロからのクラシック入門

高嶋 ちさ子【著】

幻冬舎（2005/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 127p／高さ 21cm
• 商品コード 9784344900721
• NDC分類 760
• Cコード C2095

内容説明

読んでから聴くと、愉しさ１００倍。ＣＭ、映画、テレビドラマで聞いたことのある名曲５０。「ちさ子の鑑賞ポイント」で、クスッと笑える聴き所がわかる。

目次

第１章　バロックの音楽（ヴィヴァルディ―ヴァイオリン協奏曲集『四季』；バッハ―『Ｇ線上のアリア』　ほか）
第２章　古典派の音楽（モーツァルト―セレナード『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』；ベートーヴェン―ヴァイオリン・ソナタ第５番『春』　ほか）
第３章　ロマン派の音楽１（ヨハン・シュトラウス二世―ワルツ『美しく青きドナウ』；サン＝サーンス―組曲『動物の謝肉祭』　ほか）
第４章　ロマン派の音楽２（ムソルグスキー―組曲『展覧会の絵』；プッチーニ―オペラ『蝶々夫人』　ほか）
第５章　２０世紀の音楽（サティ―『３つのジムノペディ』第１番；ラヴェル―『ボレロ』　ほか）

著者等紹介

高嶋ちさ子［タカシマチサコ］
東京都生まれ。６歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学を経て、１９９１年イエール大学音楽学部大学院に奨学生として入学。同大学院修士課程アーティスト・ディプロマコース卒業。１９９５年、日本に於いてＣＤデビュー。自身のプロデュースによるシリーズコンサート「めざましクラシックス」やトリオ編成での「ハートフルコンサート」等、全国各地で数多くの観客を集め新たなクラシックファンを獲得している。また、演奏活動を中心としながらも、テレビ番組の司会やレポーターとしての出演、あるいは執筆活動等々、そのキャラクターは各方面で評価され活動の場は更に拡がりを見せている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おはなし会 芽ぶっく]

『授業で役立つブックトーク』　https://bookmeter.com/books/5540025　より備忘録。【音楽　テーマ　クラシック音楽を散歩しよう】「告別」交響曲→知識ゼロからのクラシック入門→アバドのたのしい音楽会→小澤征爾さんと、音楽について話をする→伝記 世界の作曲家① ビバルディ→ピエタ→おはなし音楽会１ ベートーヴェン→1000の風 1000のチェロ　　高嶋ちさ子さんが書かれている本でした。

2020/08/07

[訪問者]

決して知識ゼロではないがクラシック入門。中身は本当の入門編で、特に新しく得られた知見はなかった。しかし、たまにはこういう本を読んで、いろいろなことを再確認するのも良いものだ。

2015/11/18

[deerglove]

バロックから、古典派、ロマン派、20世紀音楽のおいしいところを50曲選んで1曲2ページずつの概説・作曲家紹介・ちさ子の鑑賞ポイント！が簡潔にまとめられている。まあ、一番の売りはアルバイトの思い出話や学生時代に「ひょうきん族」のテーマでウィリアム・テル序曲が使われていたといったちさ子のぶっちゃけ？トークでしょうね。

2013/04/06

[MondayHellishDay(Monday)]

見開き1ページで有名作曲家の代表曲1曲を取り上げ、出来た経緯や名曲たるゆえんなどその歴史を中心に書いている本。ブックオフでCD欠品105円で購入したのでCDの内容や演奏についてはコメントできないが、どれも有名な曲ばかりなのでYou Tubeなどで著名楽団の演奏を聴く事も出来るので、曲を聴く傍ら座右に置いておくとよりクラシックが楽しめる本なのでは、と感じた。

2012/07/29

[なっちゃん]

何かネタになるものが欲しくて図書館で借りて読んだ。教材研究していることを忘れるほど面白い！「元気がでる」「リラックスできる」とか「恋人と聴く時におすすめ」とか「家族で聴く時におすすめ」とか「夜に聴く音楽」と音楽を聴く楽しさの幅が増える本だった。ちさ子さんの辛口エピソードも面白い。

2011/12/24