出版社内容情報
長い旅の果てに、此花亭に戻った柚と皐。前を向いてあらためて仲居の仕事に取り組む皐が気づいた「本当に大切なもの」とはーー?
あの世とこの世の間の宿場町にある温泉宿「此花亭」で繰り広げられる、癒しのノスタルジック和風綺譚、第14巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
45
旅は終わり、2人は帰る。旅をして向き合ったからこそ、身内に、そしてそばにいる相手に相対出来たことにほんわか。話としては「日陰者」が好み。しかし、Bさんには感謝しかないとはいえ裏表紙の菊理姫絡みの裏話・・・「そうでもしないと皐ちゃん、自覚済みとはいえ、進展出来ないのでは(ぼそりと小声)。」。2022/09/26
ycm
4
毎話泣ける。人の死や人生観にこんなにまっすぐ向き合っている作品も珍しいように思う。仕事の悩みで最近ヘラってたけど頑張ろうって思えた2023/07/17
オジャオジャ
3
柊さんと皐ちゃんの微笑ましい姉妹喧嘩にうるっときた。次巻から始まるらしい菊理姫編も非常に楽しみやな😢😢😢😢😢2022/10/24
もっち
3
皐が柊にはできない方法で人の望みを叶え、そして対等に本音をぶつけ合うことができた…よかったなあ あやめに言われてようやくとはいえ柚の存在の大きさにも気づいて、それを素直に感謝するところも、本当に心に余裕ができたんだなあと感じ入りました 旅の始まりだった鎌浦町の話で締めてくれたのもすばらしいです2022/09/25
ひょろ
2
皐の自分探しの旅終わり。一回り成長しましたね。 菊理姫は今後どういう話になっていくのか、楽しみ。2022/10/01