内容説明
草原の民でありながら幼いころの出来事が原因で馬に乗れないハワル。そんな半人前扱いのハワルは、いつも気にかけてくれる亡き兄の恋人だった男・オーリに淡い想いを抱いていた。ある日、宿営地が敵襲に遭いハワルは捕虜になってしまう。そこで見たものは、敵と通じているオーリの姿だった。オーリを信じたいとハワルは願うけれど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
20
モンゴルBL第二弾。「草原の王は花嫁を征服する」のスピンではあるけど、単品でもOK.亡き兄の親友×幼い頃のトラウマで馬に乗れない受。東の帝国の侵略にさらされる草原の民族の戦いが謀略あり裏切りありで中々スリリング。男同士の『馬を並べる間柄』がブロマンス的で色々刺激される。2021/04/06
*ちえ*
8
ひかり電子、イラスト入り。「草原の王は花嫁を征服する」のスピン。単品でも問題なく読めるけど、今回のジレジレカップルと前回のカップルが良い感じに絡んだお話で楽しかったです。愛の力はトラウマさえ克服する強さ、さすがです。2人が剣を持ち馬で並走してる場面のサマミヤ先生の挿絵がとても印象的。2021/04/02
ハル
7
<再読> 民族BL2022/04/23
tanya
5
あらすじ買い。スピン元未読。幼馴染から恋人へジンワリ変化していくお話。受の変化を待つ辺りジレジレ感がありますが、終始一貫して攻様の甘さが際立ち最後は攻め勝ち?な展開でした。楽しく読み終わりました。2023/03/05
青音
5
★★★☆☆3.8【ひかりTVブック】『草原の王は花嫁を征服する』のスピン。受けが馬で人を蹴り殺すことは異常に恐れてるのに、剣で人を刺したりするのは躊躇なくしてるので「あれー?」とは思った。どっちも人を傷つける事には変わりないというのにおかしくない?それに草原の民の、自分達が飢えるならよそからの略奪は当然だという罪悪感のかけらもない自己中な考えが合わなかった。2021/03/21
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