内容説明
夏休み、本家がある瀬戸内の田舎町に呼びつけられた大学生の西園光洋。なんでも西園家は鬼退治の家系だったらしく、二十歳を迎えた一族の男子は「鬼鎮め」の儀式を経験しなければならないとか。今どきそんな因習は無意味だと、鬼を封じたとされる無人島に軽い気持ちで向かった光洋だが、そこで最後の生き残りだという鬼の少年と出会い懐かれ…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烏
9
面白かったー。いやー泣いた泣いた(*꒦ິ⌓꒦ີ)仲間が亡くなっていき一人で迎えを待つしづるの孤独を思うと切ない。人間社会に馴染みたい、光洋と一緒にいたいってひたむきに一心に光洋だけを慕うしづるがピュアすぎて眩しすぎて直視できない(笑)お互いのために全てを投げ打つふたりが愛おしい。鬼の性欲に光洋の精気が搾り取られないといいけど。美しすぎるしづるが人間社会に溶け込んでモテモテになったら光洋はのんびり構えていられなくなるだろーな。頑張れ光洋‼︎桃缶食べたい🍑2020/10/30
*ちえ*
8
h電子、イラスト入り。これは切ない!何が切ないって鬼のしづるの純粋さが切ない!どうしても人間って狡い。どこでこう狡賢くなっていくのだろう?桃缶いっぱいしづるにあげたい。2020/10/10
青音
7
★★★★☆【ブックウォーカー】最初はいかにも現代っ子の大学生って感じの攻めが苦手なタイプだと思った。だけど一人ぼっちの鬼の受けと出会って、一緒に連れてってと言う受けを面倒だから嘘ついて置き去りにしようとして罪悪感から出来ず、島から連れ出した後は親身になって世話をやき、養うために大学やめて働くとか言い出した時は感動した。とにかく受けが素直で可愛い、純粋で疑う事を知らないっていうか。それだけに受けがやけにHに積極的で、同性との行為にも戸惑いが無さそうだったのには驚いた。攻めの方が余裕なかったような。2020/05/20
つき
4
泣けた。ずっと信じて待ってた鬼達が悲しくて悲しくて、しづるも健気にひとりで頑張ってて、最初の嬉しそうなしづるが不憫で堪らなかった、光洋がちゃんと約束を果たしてくれて良かった。もっともっと幸せになって欲しい。桃もしっかり食べさせてあげておくれ。2020/06/14
*ちえ*
2
h電子、イラスト入り。これは切ない!何が切ないって鬼のしづるの純粋さが切ない!どうしても人間って狡い。どこでこう狡賢くなっていくのだろう?桃缶いっぱいしづるにあげたい。2020/10/10