内容説明
勤めていた会社を辞め、ほとんど引きこもるように暮らしていた乙矢。外の世界へと導いてくれたのは、貸出カウンター越しに出会った図書館職員の霧島柊吾さんだった。彼に憧れるまま図書館でバイトを始めた乙矢だが、胸に燻る想いを誰にも知らせるつもりはなかった。それなのに、ムク犬のように優しく穏やかなあの人との距離は少しずつ近づいて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
117
【俺の、年下の可愛い人。きみが好きなんだ、乙矢くん(柊吾)】エロス度★★柊吾×乙矢♡図書館職員とバイト、超ド級にピュア!恋に、対人関係に疲れてしまった2人が星と星のように惹かれあいお互いの心を癒す温かな恋が素晴らしかった。柊吾への片想いが切なかった乙矢の勇気を出した頑張りや、柊吾視点でのタイプとは違う乙矢の可愛さに初めての恋で本気の恋だと伝わってくる彼の必死さや言い切れぬほどの想いが込められた心情描写がキュンキュンする。穏やかそうに見えて乙矢への執着や独占欲が激しい柊吾がめっちゃツボです♡2019/04/25
きょん
21
確かに学生時代容姿が中性的だったり、特徴ある名前をしつこく揶揄うバカな男達が居たし、社会人になってもマウンティングはあるし、TVを真似て一人をいじり倒す事が良い事だと思うバカもいるんですよね。受の傷ついた過去が可哀想で仕方なかったけれど、それだけ繊細で綺麗な心を持っているから攻めのやや捻くれた心も浄化してあげられたんだと思う。無神経だったり身勝手だったりする人も沢山いるけど、家族や同僚など味方になってくれる人もきっと沢山いる筈だから、二人で家を買って猫と犬を飼う日まで幸せに暮らして欲しい。2019/05/08
妖才アイランド
17
タイトルからして絶対切ないよねと思い購入。読んでみれば期待を裏切らない切なさが良かった。図書館も好き星も好きなので好みの要素満載で嬉しい限り。内容も切ないだけでなく共に過去のトラウマや辛さを乗り越えて相手に溢れんばかりの優しさを注ぐ。途中で登場した乙矢の前職場の同僚には苛立ちを覚えたが素敵な彼女の言動で怒りが収まった。後半では柊吾目線で話が進むのも良かった。二人の心の動きがよく分かる。全体的な雰囲気が優しく絵も綺麗、好みの一冊になった。2020/07/25
ぱんだ
13
unlimitedで。 図書館バイトの乙矢くんと、図書館職員の柊吾さんの恋物語。乙矢くん時点で進む本編は、彼の片思いや過去の出来事が絡んできて切ない印象。 キラキラした表紙のイラストと、タイトルが美しいなぁ(^^)2022/08/04
蓮
9
図書館でアルバイトとして働く・乙矢と図書館の職員・柊吾。それぞれ心に傷を持つ乙矢と柊吾が、互いに寄り添い合うようにして心の傷を癒していく。特に乙矢の過去が痛々しく、それでも心の傷を癒し、真っ直ぐ自分の気持ちを見つめ、寂しさも怖さも全てを受け入れて人を愛するっていう姿に心打たれる。両片想いが読み取れるあたりからもゆっくりと進む恋の描写シーンはジレながらも繊細で温かい。柊吾を星座に例え、乙矢の心の変化が描かれてあったりと素敵。柊吾視点で本気で好きになったからこそ、乙矢の言動に揺れる柊吾を伺い知れる。 2019/05/04
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