内容説明
狼系獣人・九郎のカフェレストランは今日も閑古鳥…。ある日そのカフェと、全裸で仁王立ちした美形・神近環千の家が、妙な発明品のドアで繋がってしまった!社長で偏食家の環千は、迷惑をかけたクセに自分のごはん作りを九郎にお願い。強引さに最初はドン引きだったけど、ごはんを美味しいと褒めてくれる環千に九郎の心は温かくなって―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
24
天才変人社長×獣人カフェ店長。どこでもつながるドア(仮)でカフェの物入れと社長の自宅が繋がってしまったことから出会った二人の経営立て直しから始まる恋が面白かった。オオカミ君のお料理も美味しそうだし、家事ロボットも欲しいと自分の欲求を考えると、それを両方とも手に入れてる社長が羨ましいぞ。2018/10/27
しましまこ
22
家事ロボット欲しい…2018/10/22
マシュ
17
作家買い。獣人と人間が共存する社会。カフェをオープンしたはいいが閑古鳥の狼獣人の九郎。ある日掃除をしようと掃除用具の扉を開けたらどこかの家で、男同士の修羅場に出くわす。男は有名グループホールディングス社長の環千。環千は自ら発明した『どこでも繋がるドア(仮)』の成功によって九郎のカフェの掃除用具入れの扉で行き来できるように。秘密にしておく代わりに環千がカフェのコンサルティングをし、ついでに昼夜食もお金を払うからと頼まれて。かわいい九郎をお前なんかに!と思ったけど徐々に甘々ハラハラでお盛り上がったので良し!2018/12/18
蓮
10
大企業をの御曹司であるバックボーンを持ちながら天才的な発明家・環千と人狼でカフェレストランオーナー・九郎。どこでも繋がるドアで閑古鳥鳴く九郎の店に現れた環千。俺様言動でかなりの偏食家、初めの甘塩対応にクスリとしながらも、九郎がせっせと食事を与え偏食を改善していく辺りはほんわか温かい。性格も家庭環境も全く異なる二人、少しずつ距離を縮めていく過程はめっちゃ優しくそして温か。環千のバックボーンによる怪しい雲行き。予想外な展開にドキドキしながらも、カフェレストランを守り環千を待つ九郎にキュンと。九郎の気持ち→続く2018/11/13
へへろ~本舗
7
作者買い。どこでも繋がるドア(仮)と家事ロボットが羨ましい。そしてさらに九郎のご飯付きなんて!でも環千の育ってきた環境を考えると羨ましいとは到底思えずに…。九郎くんは環仙の不憫な過去に対するご褒美なんだね。2018/10/23