出版社内容情報
雪原は一族の取り決めで妖・白鷹のもとへ嫁ぐことになり憂鬱だった。白鷹もまた、雪原は行きつけのレストランのシェフが好きなのだろうと心苦しく思っていた。婚礼の夜、花の精に呪いをかけられ発情した雪原を鎮めるため白鷹はやむなく彼を抱く。「百回精を注がれないうちは毎日発情する」呪いに翻弄されながらも、次第に距離を縮めるふたりは?
内容説明
雪原は一族の取り決めで妖・白鷹のもとへ嫁ぐことになり憂鬱だった。白鷹もまた、雪原は行きつけのレストランのシェフが好きなのだろうと心苦しく思っていた。婚礼の夜、花の精に呪いをかけられ発情した雪原を鎮めるため白鷹はやむなく彼を抱く。「百回精を注がれないうちは毎日発情する」呪いに翻弄されながらも、次第に距離を縮めるふたりは?
著者等紹介
鳥谷しず[トリタニシズ]
8月6日生まれ。AB型(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょん
25
異界との門番白狐×妖の見える弁護士。お久しぶりの鳥谷先生、待ってました。実家の盟約で出さなければならない花嫁として嫁入りした受が、細かいことに拘らずあっけらかんとしているので、媚薬を盛られたり結構酷い目に遭ってるけど暗くならずに読めた。世話役の日替わりで模様を変える一反木綿ちゃんが可愛い。やや体先行ではあるものの、お互いの内面を良く知って情を深めていくのが良かった。2023/06/29
京子@オランダ
3
かなり分厚いけどまあするするっと読めて微妙にトンチキさもありつつ楽しかったです。金魚みっちみちの部屋に入ってみたい。2023/06/02
岩崎歩
1
電子書籍。お久しぶりの鳥谷先生でしたぁ~。自分の調子が良くないのか読み終えるまでにかなり時間がかかってしまいましたm(_ _)m 受けの言葉づかいが悪いのが気になってお話に入り込めなかった・・・。。(〃_ _)σ∥2023/09/12
ametrine
1
好きな世界観と笠井先生の美麗な挿画で読み応えあって楽しく読了。その後のお話ももっと読みたかった。2023/05/24
きなこ
0
受けの性格が絶望的に無理なやつだった……。28歳の弁護士とは思えない子どもじみたやつだった……。 余計なことは口に出すのに、肝心なことは口に出さないキャラは理解に苦しむので苦手です申し訳ない。 地の文がしっかり書かれてるので文章自体は好み。BL小説にしては文字数がかなり多めの部類なので、描写が細やか。 ただ、それゆえに嫌いなタイプのキャラもしっかり描かれるのでよりキツくなってしまう。 文章は好みだったから他の作品も気にはなるけど、この作品の受けみたいなキャラを好む作家さんだったら厳しい……厳しい……。2024/04/09