内容説明
研究資料を借り受けるため山奥の村を訪れた氏原充紀は、特別な祭事期間のためよそ者は入村できないと言われ困っていたところを、東京から帰省してきた貴伏公則に助けられる。一転、公則と共に山神へ奉納する巫女神楽を舞うようにと強引に引き留められた充紀は次々と起こる不可思議な出来事に怯えながら、公則に惹かれていく自分に戸惑うが…。
感想・レビュー
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nono
21
BL。特別な祭事のためよそ者が入ることが出来ない山奥の村で、巫女神楽を舞うことになった充紀と、その相手役の村出身の公則。BのLの話というより伝奇もの、ですね。恋話を期待するとちょっと違うような。10日も監禁しといて「ありがとう」の一言で済ます村人の厚顔さに呆然としながら、エロいことも無く良かったと思いつつ、さくさく軽めに読了。2017/11/28
きょん
16
結界張れるほど霊力の強い宮司なら、よそ者や村人を危険にさらさず何とかしてやれよとつい突っ込んじゃいました。今回幸い神楽が上手くいったけど、この成功がまた次の犠牲者を生むのではないかと攻めの甥っ子ちゃんの行く末が気になるなあ。2017/04/04
さざなみ
4
山奥の閉鎖空間というシチュは大好きなのですが、水原作品に求める雰囲気とちょっと違った。細かいところに突っ込みたくなるのをすっ飛ばしても、不倫の挙げ句の浮気がどうにももやもやしました。2019/02/17
槿
1
★★★★☆2018/04/02
masanobu
0
あぁ、大変ですね2017/06/02
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