内容説明
元ピアニストの透琉がバーで出会ったのは、自己流のピアノを心から楽しそうに披露する男―。役者だという拓真からピアノへの愛惜と鬱屈を言い当てられ、泣く事を許されるままに身体を重ねてしまった。一夜の過ちにして忘れようとする透琉を、しかし思いがけぬ再会が待ち受ける。拓真は躊躇う透琉の手を優しく強引に取り、舞台へと導いて…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
13
頑固なんだけどピアノに対して真摯に向き合う受も好感度高いし、攻めは家事万能面倒見が良くて才能もある劇団員と何拍子もそろってるのに、なぜか最初の方受が拒否してもグイグイ内面に踏み込んでくる感じが苦手だった。すみません個人的な好みだと思います。2017/02/13
華緯
10
面白かった。全てが予定調和のようにすんなりと進み、そう酷い目にも遭わないから始終落ち着いて読んでいられる。登場人物は多いけど、お話に出てくる“舞台”のように、自分の役をきっちりこなしているから、後で名前だけでてきても誰か思い出せる。透琉がピアノに向かう様子がとても真面目で、だからこそ、弟の才能よりも父親の言葉に、その期待に応えられなかった自分を責めたんだと心が痛い。拓真は軽いながらも溺愛キャラだったし、もやもやが募るような嫌なキャラもいないし、お気に入り。2017/01/22
beniko
7
初作家様。舞台役者の拓真×挫折した元ピアニストの透琉。表紙の雰囲気に惹かれて購入したが、時々、受けの口調や態度が絵のイメージと一致せず、脳内で混乱。攻めの調子良さそうな押しの強さと、受けの頑なな態度が失礼だと感じて、キャラに入り込めず苦戦。二人の仲が徐々に深まるにつれて、嫌悪感も和らぎ、途中からは拓真の恋を応援し、透琉のピアニストとしての復活を応援しながら読んだ。劇団員からの横槍?には、ちょっとしたクライマックスなんだろうに、扱いがさらっとしてて盛り上がり切れず。でも拓真のブレない溺愛っぷりはよかった。2018/03/15
なみキミ
6
すんなり読み終えました。いつもの杉原さんだな~という流れ。前を向いて進めるようになった受けもいいし、尽くす攻めもよい。イラストも綺麗でよかったです。2017/02/10
蓮
3
劇団員・拓真と心に傷を負った元ピアニスト・透琉。バーで出会った酔いつぶれの透琉をお持ち帰りH。偶然の再会を経て透琉が再び舞台の上でピアノが弾けるよう献身的に支える姿が男前です。ベタベタで甘々な愛情じゃなくって傷をまるっと包んで癒しながらも、好きな人のためにピアノを弾くのは素敵!と自ら思わせてくれるような温かさがいっぱい。普段は爽やかな拓真と繊細さを持つ透琉のえちは情熱的でおおって、なりました(笑)カワイ先生のイラストがまた堪らないほどイくって悶えちゃった。コンプレックスの因となる弟・悠との関係も→続く2017/02/26




