出版社内容情報
「嘘がわかる」異能を持つ凛は、一目惚れの相手・勇成と蜜月中。彼のよくない噂は聞こえるけれど、凛に向ける言葉には嘘がなくて…？
内容説明
伝説や伝承が溢れる欧州の小国・ルキニア―精霊に祝福された一族の末裔で「嘘がわかってしまう」凛。大学構内で一目惚れの相手・勇成から話しかけられ、彼もルキニアにルーツのある特異体質者なのだと知る。やがて直截すぎる愛を浴びせられ、蜜月を過ごすことに。よくない噂に事欠かない勇成だが、凛へ向ける言葉にはひとつも嘘がなくて…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
12
読了2016/10/08
ふみ
11
笠原勇成（大学２年）×直木凜（大学１年）これまたお得意の特殊能力もちのお話…祖先が同じ国、不思議な力を持っている同士仲良くなりますが…私的に、現在、蒸せる気候で、気軽に読めると思い選んだ1冊なのは大正解だけどなんてないお話（ごめんなさい）それに盛り上がる最後の、勇成の無自覚さがあまりにも、、、でイマイチだったなぁ(;´∀｀)でも、反省して外国まで追っかけてきたので取りあえずヨシッ！とするか（えっ！）後味は悪くなかったしね～これは続編が出たようなので、また機会があったらダラダラ読むことにしよう(*'ω'*)2016/06/22
華緯
9
今回は受け攻めともに不思議設定ですが、世界が狭いのは相変わらず。…でも、いつもみたく受けのテリトリーにズカズカ入り込む攻めじゃないから、久しぶりにイライラせず最後まで甘々を堪能できました。凜もですが、勇成も、自分達の特異性にばかり気がいって、相手を理解していなかったために生じる酷い誤解…。…それはないよ、と思ったけど、凜が人の『嘘』を見抜けるからこそ、その能力に頼り、人の機敏に疎くなる…とか、お姉さん、真髄ついてる;;;…でも、せっかくの特異性も、結局、エチ方面にしか生かされてないなんて、どうよ…;;2015/12/22
ふゆ
5
いやなんかほんと『ケダモノ』って感じでした。あんまり好きとか愛とか感じなかったからかなぁ。能力(？)特技(？)がもっとお話に関係してくるのかと思ったら、そうでもなかった(笑)初めて受けが攻めを見た時にキラキラエフェクトかかって見えた…って言うのも能力や出自に関係があって運命的なものかと思ったら、ただの一目惚れ現象だったんですね。設定がちょっともったいない感じ…。さらりと読むには良いんじゃないでしょうか……。2015/12/20
黒猫
3
ファンタジーの世界と隣合わせ続き読みたい 嘘がわかる受けと月の満ち陰で生活が変わっていく特性の攻め2016/02/25
