出版社内容情報
虎が本性の九条嗣仁にやたらと構われてしまう、兎が本性の牧原二朗。でも二朗は意地悪な嗣仁のことが苦手で…。人気シリーズ第三弾。
内容説明
獣に変化できる人々が住む天杜村で育った、兎が本性の牧原二朗は子どもの頃から虎が本性の九条嗣仁にやたらと構われ、からかわれていた。二朗は嗣仁のことが怖くて嫌いなはずなのに、どうしても離れることができない。そして、高校生になったある日、いつものように二朗をからかっていた嗣仁が、「今日はこれだけで許してやる」と突然キスしてきて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
12
読了2016/12/11
祐@暫しお休み中
9
シリーズ3作目。2作目未読ながら受にご執心俺様攻が無性に読みたくて購入。学園モノらしい展開がありつつも基本的に虎で暴君な攻がひたすら受兎を構い倒してる様子にニマニマしながらサラリと読了。受が意地っ張りで最後まで素直になりきらず恋人同士らしい甘さが味わえなかったのが物足りなかったけど、購入した目的の“受にご執心な学園に君臨する暴君”が堪能できたので良し。兎家系らしく兄弟揃って嬲られそうになる展開もほんのりハラハラ+受の危機にタイミング良く颯爽と現れて助ける攻の王道が楽しめて良かったです。2015/12/09
胡蝶
9
絵師買い。高星様の絵が素敵〜!どこかで読んだ話だな〜と思ったらシリーズものだった。兎の二郎はもちろん可愛いんだけど性格や仕草がお子様すぎて残念だった。嗣仁はカッコイイんだけどちょっと意地悪すぎかな。素直に告白すればいいのに。2015/11/26
華緯
9
えーと…面白かったとは思うけど、私には二朗の幼さがネックだった…;;…なんか、嗣仁と出逢った時から精神年齢が全く成長していない…。…ガキっぽい反抗心で警告を無視して周囲を危険に陥れること数回…;;7歳の二朗になら許せたことが17歳の二朗に同じことされると……;;あ〜〜;;;…お話はよかった…。話の流れや二人の仲が進む速度も無理がなかった。……ただ、自分にはお子様の恋愛はもう合わないんだな…と、寂しくなった;;;2015/11/19
へへろ~本舗
4
あまりにも二朗がお子ちゃまでツンケンツンケンしっぱなしで、ちょっと疲れましたよ。でも兄ちゃん呼びがいい。2015/11/20