出版社内容情報
尊敬する兄・和志から距離を置かれ寂しい智紀。然る資産家の養子に入ることになった折、和志から「嫌ってなどいない」と告げられ…?
内容説明
智紀が両親のどちらにも似ていないせいで、不協和音に満ちる稲森家。なかでも憧れの兄・和志がよそよそしくなってしまったことが、何より智紀の心を塞いでいた。大学一年の夏、智紀の出生の秘密が明かされて家族の断絶は決定的に。しかし、留学を終え駆けつけた和志は、「嫌ってなどいない」とまっすぐに告げ、さらには智紀を強く抱きしめて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
29
★★☆☆☆。『イミテーションプリンス』のスピンのようです。スピン元未読。主役カプよりスピン元の出来上がってるカプのほうが気になるくらい、主役カプに関係してきて何だか頭に入ってこなかった…。攻めが執着なのはいいけど最初が無理強いですからね、あんまり良い印象もてなかった。スピン元読んでた方が楽しめそうです。さらっと読了。2015/03/18
なみ
14
なんか珍しい?ダメダメガネな攻……ハイスペックは置いといて精神面的にどうだろうと。でもでも前作のカプも絡んでお話は面白かった!2016/08/31
華緯
13
読み始めは意識していなかったけど、何て言うか…途中でいくつも引っかかるところがあったのに、全て綺麗にスルーされて、お膳立てされた方向に無理矢理話を持っていかれた感が強くて、途中で一旦、休憩いれた。…引き取られた家の環境読んで、やっと、これがスピンだということに気づいた。後半は、須田という共通の敵がいたから、焦点をそこに絞れて気を逸らせたけど、どうにもキャラに気持ちが入れ込めなくて、もやもやが残った。……きたざわさんて、こんな話しか書けなくなったのかなぁ……2015/03/20
けい
11
イミテーションプリンスのスピン。弟編読みたかったのでよかった。でも兄編の方が好きかも。2015/05/11
ふみ
9
稲森和志(血の繋がらない兄・大学院生)×稲森(橋本)智紀(大学生・18歳)。『イミテーションプリンス』のスピン!前作の主人公と一緒で、「然る資産家の孫かもしれない」ってことで、連れてこられたもう一人、智紀のお話…尊敬する兄・和志から距離を置かれ寂しい智紀。然る資産家の養子に入ることになった折、和志から「嫌ってなどいない」と告げられ…? 橋本家の養子騒動の2冊でしたが、どっちも軽くサクッと読めちゃいました~前の二人も登場してみんな仲良く、気持ちよく読了しました~でも、好みがありそうですが(*'ω'*)2016/05/12