内容説明
ろくでなしの父親のせいで高校を中退して弟妹の面倒を見ている川原理緒。ある日突然高級マンションに引っ越すことになるが、新居に着いた途端父親は手紙とお金を置いて行方をくらましてしまう。呆然とする理緒の前にその部屋の本当の住人・強面弁護士の八束宗匡が現れ、一緒に住めばいいと言ってくれるが、同居初日から理緒は抱き枕にされてしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
74
初読。2014年1165冊め。タイトルからコテコテのBL。占有云々の法的知識について勉強になった。ところで最近読む本は本当どれもこれも食べ物が美味しそうだ。2014/12/21
タビサ
55
国際弁護士・宗匡×3兄弟のお兄ちゃん・里緒。宗匡が最高に懐が深い男でステキでした!ちょっと怖そうな外見と裏腹に優しく頼りになるし、里緒に対しては勿論だけど、ちびっ子たちに向きあう態度も完璧。里緒も真面目で素直で可愛いから宗匡がメロメロになって溺愛しちゃうの分る!!更にちびライオンの礼央と瑠奈も可愛かった~。登場人物みんな好感度高いのに里緒達の父親はクズでした。傲慢なエリートが落ちぶれると最悪なのね。 安心して読める糖分高めのお話でした♪2016/05/12
とも*
41
子供達は可愛いし理緒は頑張りやだし宗匡は愛情たっぷりだし脇キャラのノリさんもいいアジ出してるし甘くて楽しく読めた。 父親にはイラッとし通しだったけれど。 出来れば○年後とか成長した時の話も読んで見たかったな。 挿絵がまた可愛くて良かった。 2014/07/12
フキノトウ
37
再読 三人兄弟の境遇が辛いだけに、宗匡がまるでヒーローのように思えました。甘いフレンチトーストが無性に食べたくなります。2015/09/29
きょん
33
シリーズの初めの本作だけ未読だったので、やっと読めて嬉しい。受け兄妹たちがアホな父のお陰で結構可哀想な目にあってるんだけど、良い大人達に会って良かったねとほっこり出来た。攻めが社会的地位もお金も持ってて、受を溺愛しててピンチには駆けつけてくれるしフレンチトーストもできちゃうという、これがスパダリなのかなと思いながら読んでおりましたよ。甘いお話はやっぱり間之さんだなと納得。2016/05/13