内容説明
学生時代の友人が住む過疎の村で、しばらく過ごすことになった人気小説家の近衛一成。身の回りの世話をしてくれる真白という少年と同居することになるが、人嫌いの近衛は冷たくあしらってしまう。それでも近衛を慕い、献身的に尽くそうとする真白に次第に心を開き、おだやかな日々が訪れる…。しかし、真白には大きな「秘密」があって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
35
とある田舎は人と獣の共存する村。それももうすぐ終焉を迎えるかもしれない・・その村の宮司さんであり医者である脩は中学時代にこの村へ招待した近衛を連れて来る。当時生まれたばかりの子狐に真白と名前を付けたのだ。人嫌いの近衛、可愛い女の子と見間違える程の真白との運命が・・チャンチャンチャーン。閉じこもり・引きこもりの毎日に優しい一滴の涙が。次はきっと寂れた村に残った脩先生のお話かと(#^^#)。ワクワクしながら次にいきます。うちの猫は雌なのに攻撃的。それでも私の膝を枕に寝ている姿に癒される。モフモフバンザイ!2020/07/21
けい
31
狼王と幼妻を先に読んだので、スピン元のこっちも読んでみた。うるきゅん。ケモミミケモシッポ、もふもふ〜。真白かわいい。2015/07/05
とも*
27
もふもふは可愛くて良かったけれど人間不信としても子供にあたるとか近衛、大人気ないよ… そんな大人気ない近衛に何故惚れたのかイマイチ分からなかったかも。 命名者だからってだけなんじゃ??? 話の流れで先は読めるんだけれど力を使い果たして変化出来ないとかはせつなくて良かったかな。 まあ全てにおいて真白は「例外」で済まされた気もするけれど。 あと比率の変な絵が気になってしまったのが残念。 2014/06/29
きょん
20
真白ちゃんは可愛いし健気で、子狐姿のイラストにも癒されたんですが、攻めが大人気ないし子供に八つ当たりしてるとしか思えないので、今一つ魅力が感じられず残念。まあ、もとはと言えば葛城さんに何も説明されないまま「命名者」にされちゃったという部分は気の毒なんですけどね。真白ちゃんはタワーマンションは大変そうだから、自然のたっぷりあるお屋敷だといいね。2014/03/11
o6guremi
16
もふもふ、けもみみ、帯の煽り文句につられて。無垢で健気な白狐の真白を愛でる本。無垢なのに発情しちゃうから困っちゃうんだよね。そこをもっと可愛がりたおしてほしかった・・・ちょっと大人げない攻めが残念・・そうなると違う話になっちゃうか! (+o+) 表紙より口絵の方が好き。2014/03/28
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