内容説明
新入社員の太田怜治は、急な人事異動でグループ企業新社長の専属秘書になることに。第一印象が最低最悪の新しい上司・沢内貴史は、就任初日から遅刻してきたり、仕事をサボったりと怜治を振り回してばかり。その上怜治の家に勝手に転がり込んできて!?ひたすら迷惑だったはずなのに、ふとしたきっかけでふたりは身体を重ねるようになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
39
おおらかで包容力のある沢内さんが、素敵でした。怜治ともいいCPでした。それにしても、このシリーズは受けの身内が酷い人ばかりですね。勧善懲悪!な感じも読みたかったな。2015/06/22
メグ
28
悩める秘書の~のスピンオフ。このシリーズどれも好き!今回の受けは1作目の攻めの元愛人。世慣れてるのかと思えば内に孤独と諦めを抱えていてわりと純情、でも負けず嫌いな性格故に攻めに突っ掛かっていく元気な印象でした。そして攻めは最初こそだらしない印象で出会いは最悪だったのに受けがピンチの時はかっこよく助けて、受けの孤独を癒して愛しまくっちゃいます♪攻めもまた孤独な生い立ちから自分だけのものや人というのに執着してます。お互い今まで求めても得られなかった絆を与え合う二人には今までの分も幸せになってほしいです。2013/09/28
きょん
24
『悩める秘書』を読んでた時に苦学生とはいえ愛人稼業か…とちょっと引っかかりもあったので、今回怜治君の事情が分かって「誤解しててごめん!」とウルッと来ました。沢内さんもまさにアニキって感じで大雑把な様で良く他人を見ており、懐深く包容力もあり、家事能力もあってちょっとヤキモチ焼きという、個人的に夢のような優良物件。これから二人で目いっぱい幸せになって欲しいです。2013/10/09
usamomo
16
このシリーズすごく好き。この二人の事も気になっていたのでスピン出て嬉しい♪前作2冊も良かったんだけれど、それ以上に好きになっちゃいました!このきゃんきゃん言って会社中、沢内を探し回っている所なんか想像しただけで可愛いですよねぇ。そして想像していたよりも怜治の生い立ちは可哀相でしたね。最初は可哀相だけだったんだけれど、もっと深い真実があってすっごくあの親子にむかつきましたね!でもそれを怜治が知った時に傍に沢内が居て良かったな~ってすごく思いました。こんなに懐の深い奴いないですよね!沢内いいですよね! 2013/09/21
ミル婆
13
キャンキャン吠える子犬受けは正直好みではないのだが、攻め様がよかった。見かけは無頓着だが包容力があり度量が広く、トラウマや弱さを隠し虚勢を張る怜治を大きく無骨な手で包みこむ。このシリーズはダメ攻めが続いていたので、より一層いい男に思えた。ただ、怜治の義母と弟のネタは後味が悪く、そこまでヒールにする必要があったのか微妙なところ。2013/10/15
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