感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
76
小野不由美原作、山本小鉄子漫画。オカルトホラー▽直樹(なおき)と典子(のりこ)の兄妹は、春休みに伯母と従兄弟が住む山里に行く。直樹と従兄弟の隆(たかし)とは4月生まれと3月生まれの2ヶ月違いで17歳になる。隆は夜中に現れる女の幽霊に悩まされていた。突然隆は別人のようになり、伯母が自殺をする。直樹も17歳になり女の幽霊のことを「母親」だと認識し、暴力的な衝動を抑えられなくなる▽100年続く母親の怨念に、二人はどう立ち向かうのか▽原作未読。初出2007年。2013年発行2025/04/16
白い駄洒落王
19
人の心ん踏み込んでくる物の怪。なかなか恐ろしいホラーコミックスでした。さすがは小野不由美原作。2014/02/21
メグ
18
山本小鉄子好きの腐男子さんからおすすめされたのですが、ホラーは苦手なため長い間迷っていました。因みにBLではありません。田舎の旧家にかかる呪いの話。その呪いのきっかけが母親の愛であり、また呪いを解いたのも母親の愛であるという、何とも悲しいお話でした。悪霊から主人公たちを守るのが三代という名の猫ちゃんで、この子がいなかったら捕り殺されていたかもしれないくらいのキーにゃんこです♪ホラー的な部分は小鉄子さんの絵が綺麗だったのであんまり恐くなかったのでひと安心♪2013/10/04
yourin♪
13
怖いというより、悲しい話だった。 子を想う気持ちが怨念を生んでしまうのが悲しい。 そしてこの話のヒーローは三代でしょう。三代がいてくれてよかった~^^2013/05/26
むーた
9
小鉄子さんも小野先生も好きなのでこのタッグは嬉しい_(´ `_)⌒)_ )とかいいつつ実は小野先生作品ホラーは初だったので怯えながら読みました笑 絵と話がすごく合ってて満足。というか小鉄子さんの絵がやっぱり素敵。怖いけど…2014/03/11