内容説明
望んでもいないのに四大貴族の一角“黒狼公”に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の“黒狼公”妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のため人質交換を要求し…。
著者等紹介
妹尾ゆふ子[セノオユフコ]
漫画家のめるへんめーかーを姉に持ち、アシスタントをつとめる。白泉社「花丸」にて、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダージリン
20
1番好きなシーンは、ヤエトが北方に向かう前夜に皇女と語るところですね。日々、皇女は心細い想いをしていたんだと再認識しました。北方に入って、八方ふさがりな状況で終わっていますが、どうやって乗り切ったのか忘れているので本気でわくわく~(笑)。2013/03/13
フキノトウ
9
皇帝陛下は黒い・・・というか怖い。ラフ画にあるアストラって誰だろ?気になる。 2013/04/13
まりもん
9
ヤエトが貴族になったが為にしがらみができてラキニーとの結婚話など隠居から遠のく現実が続いて不憫。ラストの究極の夢に笑ってしまった。2012/12/30
ぽいふるん
5
雛! 他の要素は全て悩ましい…2014/03/21
hujibana
5
話の内容置いといて、とりあえず雛可愛くて私死亡。ヤエトを義理の兄の位置付けに認識しているシロバの雛2羽が可愛すぎて・・・ヤエトもそりゃ鳥馬鹿に転ぶよ仕方ない。セルクに雛たちがポイッて窓から投げられちゃう1連が好き。私も雛たちモフモフしたい!! ラフ集ラストのページで大笑い。究極の夢って!!(爆笑)2014/01/27