内容説明
蓮田未也の心を動かすのは、ただひとり、幼なじみの伊能孝義だけ―。おとなしく見られがちな未也と異なり、常に女の子の気配が絶えず派手な孝義。そんな彼が面倒を見てくれるのは親の命令で仕方なくだと知りつつ未也は離れることができない。大学生になり未也は孝義と身体の関係を持つことに。自分がただ都合のいい相手だと知りながらも未也は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tanya
6
ウジウジと言い訳ばかりの前半は読んでいても発展が無くかなりつらいかも。期待した後半も両想いになるにはあっさりしていてちょっと不満。先輩や第三者の係わりがもっとあっても・・・と思ってしまった。ページの関係かもしれないけど設定や登場人物が魅力的なのに勿体ないお話でした。2012/11/02
usamomo
5
あ~なんだか微妙だわ! 最近の坂井さんの作品からみたらすごく良かった!って思えるんだけれど、何か微妙に足りないんだよね。 っていうかこれはかなりの美味しい設定だから、せめて攻めは前から好きだったのよ!っていうパターンだともうちょっとというかかなり私の萌をついてくれたのに~! 2012/11/10
mayama@読書生活自由型
5
無関心だったりそっけなかったりは怖いほどの執着を隠すためだったり逸らすためだったり・・・と言う訳で、蓋を開けてみれば形は違えど執着・執着な似た者同士のような。反発するか、二度と離れないか二択な感じの二人でした。普段誰にも何にも無関心で感情を露にしないひとが自分にだけ心揺らしてひっそり泣いたりするのは何だかきゅんとしますね。最後結構あっさりまとまってしまったのでもうひと波乱ほしかったな~(欲張り)。そして関係が変化してからの部分をもう少し第三者目線も入れて見てみたかったです。2012/11/01
きょん
4
手ひどく扱ってても、その裏に押し隠された深い愛があれば許せるんだが、結構最初の方の攻めって受けの事好きじゃないよねえ。そこらへんの甘さがもう少し欲しかったかも。それにしても、この二人、完全に閉じた世界になりそうで、社会人としてちゃんとやってけるのか心配。2012/11/06
早帆ママ
3
素直じゃない攻めと卑屈過ぎる受けのお話でした。攻めの孝義は最初から受けの未也の事が好きで、1回目もそういう気持ちからだと思っていたのに腹いせだったとは…。孝義は結局女の子達とはきれていないのかな?「女どもとわかれろとか、そういうんじゃねえんだな」とか言ってるし…。あと一歩何かが足りない気がする。2013/07/13
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