内容説明
カメラマンの稲葉泰英は、仕事で訪れた島で白ウサギを追いかけているうちに大きな穴に落ちて気を失ってしまう。目を覚ますとそこは、頭にウサギの耳を生やした人々が住む島だった。地味顔の稲葉のことを妖艶で美しい、伝説の「兎神」だと信じて崇め奉る住人達は、島を救うためには「兎神」の稲葉と島の王・隆俊が毎日Ｈをしなければならないと言うが！？―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
天使を愛するアカウント
41
ウサギ耳を生やした人が住む島の王・隆俊×カメラマン・泰英。松雪さんのトンデモ話再び、しかしこれはまた、面白かったです！淫魔より好きだなぁ♪ツッコミどころは数あれど、そこはトンデモ設定でどんっと乗り越えて楽しませていただきましたw兎神やら耳に触ることがイコール○○とか、ひげ剃りで鼻血出しちゃうとかナスとキュウリの話とか、隅から隅まで面白く、違う世界の者同士というお約束ながら切なさもあり、ぜひこの後の２人とか、この世界観でもう１カプくらい↑と思うくらいよかったですvハルヒラさんの挿絵もかわいくて満足です♪2012/09/16
そらねこ
31
初読み作家様。トンデモ設定でいつもなら目に止まらなかった筈！ですが、調べてみたら淫魔の作者様。淫魔もまだ読んでないけど…とレビュー見てみたら、あら！高評価！！知らなかった！と読んでみたら…めっちゃ！面白かった～～♡コメディタッチで更にキュンキュンのすれ違い！＆エロ！！もう、大満足ですｗ引き続き、二冊続いてるようなので読みますとも♡面白さてんこ盛りでした♥2017/04/22
このん
30
(2013年10月8日3445)瀬戸内の島から異世界の国に飛んでしまった泰英。その国はみんながウサギの耳をしており、兎神としてもてなされるが泰英だが今ひとつ理解出来ない。そして、この国では陛下と呼ばれる隆俊がおり、この隆俊と兎神は毎日交わらなければならないらしい。覚悟を決めて隆俊と交わるうちに隆俊を好きになっていく。しかし隆俊は陛下の務めとして交わっているのでは…と思う日々。気持ちは同じ方向を向いてるのにね。話がぶっ飛んでるけどこれはこれで面白かったです。現代の日本で泰英のお父さんの言葉が暖かくて沁みた。2013/10/08
黒猫
29
しっぽがない、乳首もない耳がウサミミ違う世界 しっぽなぜ無い？2012/09/17
BL小説メイン＠ネタバレ注意
27
★4.5。読み終わるのが惜しいと思ったBLは久々です。もっと二人のラブラブを読みたかった！ケモ耳や異世界FTは食わず嫌いだったけど、なぜかモテモテになる受や常識違い故の勘違いなどコミカルでとても面白かった。何より、普段は硬派な年下攻が受を神と崇めつつもそれを口実にするほどベタ惚れで、嫉妬や焦りで余裕を無くすというシチュがツボ過ぎて…！攻からしたら天人に恋した人間なわけで、まるで天の羽衣（笑）受が去った一年間を攻視点で読みたい！いやはや良い絶倫攻だった。ただ受が卑屈過ぎてすれ違いに尺が取られたのが残念。2013/01/29
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