幻冬舎ルチル文庫<br> ステノグラフィカ

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幻冬舎ルチル文庫
ステノグラフィカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344825710
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

国会で働く碧は、その「声」に耳をそばだててしまう。滑舌よく明瞭な声の主は新聞社政治部記者の西口。食堂の定位置―碧の隣のテーブルで忙しなく騒がしく食事して去る彼は、日々をひっそり重ねる碧とはまるで正反対だった。しかしある出来事を境に、西口は碧を何彼と構うようになる。彼の素顔に触れるにつれ、次第に惹かれていく碧だが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

133
初読。国会速記者という着眼点が凄い。そして描写力というか観察力というか、なんともいえない力が凄い。積読本の読了後の再読が楽しみ。2012/07/20

Kaoru

63
作家初読み。落ち着いた文章と綿密な心理描写は秀逸で、ファンになった。国会議事堂が舞台というのも新鮮だったし、国会速記者という職業も興味深かい。まず西口の台詞回しに惹かれた。下ネタなのにどこか洒落ていて、知的だったりと不思議な魅力がある。小道具の使い方もうまく、名波の和風おかずや、西口の大型テレビ・キングサイズベッド・単行本など、話を引き立てる。ラストあたりで西口がつきとめた松田(杣友)の素性にはワクワクさせられた。松田と城崎誠士郎の食堂での出会いや松田も国会速記者だった偶然は話を面白くしている。2013/07/31

天使を愛するアカウント

58
『is in you』『off you go』に続くスピン。新聞社政治部記者・西口×国会速記者・碧。感想書いてなかったので再読。一穂さんさすがだなぁ…の一言に尽きる。「書き留めたい声、というのは存在する」という冒頭からぐっと惹き込まれ、「最高の、最後の速記者」にじんっときて、最後まで止まることなく一気に読み終わりました。仕事の描写、心情の描写、1つ1つの会話や言葉選び、すごく好きです。前作の佐伯&良時も出てきたし、脇のすみれもいい子だし、最後のSS2本も甘くて甘くて…大満足でした。カバー絵の仕掛けも◎2012/09/16

えみみ@ヒプマイ沼

55
いわゆるBL的お約束展開ではないから、ライトな娯楽を求めて手に取る作品じゃないですね。西口と碧が心を通わせていく過程が自然なペースで無理なく描かれていて、読んでいて心地が良かった(*゚▽゚*)一穂先生の魅力である心理描写、ともすればあまりに緻密でさらけ出し過ぎ、くどすぎになりそうなところを、いいバランスで組み込んでいるんじゃないかなぁ、と思う。ストーリー以上に、日常の登場人物の会話や心情にかなり読み応えがあるから、読み返しても満足できる作品だろうな♪攻めの西口の汚い部分も見れてリアルさを感じた。2012/09/13

みずほ

54
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「off you go」リンク作。政治部記者×国会速記者。どちらも口にした途端に消えていく”言葉”を文字という形で残す職業でありながら、その有り様は正反対。黒子に徹する立場で、いずれ存在そのものが消滅していく速記者という仕事に着目したところが新鮮だった。西口のプライドの持ち方はいい意味でも悪い意味でも”男”。愛する人に求めるものは癒しなのだな。そういう微妙な感情の機微を描かせると一穂さんは上手い。BL部分はあまり色気を感じないが面白かった。バツイチトリオの漫才が楽しいね♪2013/04/06

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