内容説明
多忙極まる編集の仕事を辞め、幼い息子を男手ひとつで育てるため小さなアパートに居を移した梓。ひと月後、隣室に引っ越してきたのは、七年前に「一度だけ」と掻き口説かれて身体を重ねたきり会っていないかつての親友・黒崎だった。彼は今も小説家を志しているらしく、驚き戸惑うばかりの梓に、自由業の身軽さと料理の腕で助力を申し出て…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
40
攻めがお料理上手なところが読んでいて楽しかった。受けが料理下手で、息子が不味くても頑張って食べるところが、健気でした。2015/04/08
みずほ
29
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ ルチルフェアで購入。元友人の再会もの子持ちBL。人気作家×宅配ドライバー(元編集者) 黒崎・・・彼も一種の執着攻だね。妄想ストーカーというか。受の梓にそこまでの魅力を感じるかというと???で、「黒崎の趣味の悪さを気の毒に思った」という梓の言葉に頷いてしまうが、女にはモテないがなぜか男にモテる受だった。でも、梓の言動は女設定だったら同性の反感かうな(笑) 梓のグズグズした部分にイライラしたけど、黒崎が気の毒なくらい梓が好きなので纏まって良かったよ。息子の聡のスピンオフも読もう2013/06/17
きょん
15
親としての葛藤とか、ノンケが同性恋愛を受け入れる葛藤とか丁寧に書かれていていちいち説得力はあるんだけど、それがどうも話のテンポをもたつかせる要素にもなった感じがするなあ。いずれにしてもやや情けない大人二人より聡くんが一番イイ男なような気がするぞ。2013/02/13
ま
15
大学時代の親友・黒崎×元編集者でシングルファザー・梓。おお、なかなか面白かった!とにかく攻の粘り勝ち。これだけ拒否されても頑張る攻はなかなかにえらいwしかも妄想御殿まで建てちゃって、どれだけ受のこと好きなのさ、と(笑)。そこまでする魅力が受にあるのか、という疑問はちょっと浮かびつつも、そんなに好きならしょうがないかね、とも思う。受の葛藤も、ちょっとぐらぐら揺れすぎだけど、子どものためという意味ではまぁ許せる範囲内。子どもの聡もいい子だったし、鈴倉さんの挿絵もほわっとしてて素敵v2012/06/21
ミル婆
13
妄想御殿…やはりツッコミどころはここかと。一途か執着か紙一重なステレオタイプな攻様は嫌いじゃない。他者に対しては鷹揚なのに、自己周辺には堅物というよりは狭小ささえ感じる受けに焦らされた。もういいじゃん、一生懸命なのはわかるけどいっぱいいっぱいで、顔色を窺う子供を見るのは辛いんじゃ!と、まんまとイラッとしてしまった。ので、もっと幸せに浸り図に乗る攻めの様子を読んでニヤニヤしたかった。2012/07/23




