内容説明
射撃の腕を見込まれて菱沼組若頭・櫻内玲二のボディガードとなった元刑事・高沢裕之。だが櫻内が執着したのは射撃の腕だけではなく高沢自身だった。組長襲名を控えた櫻内に毎夜「愛人」として激しく求められ快楽に翻弄される日々―。そんな折、櫻内を狙撃しようとした男達の中にかつての同僚・西村の姿を認めた高沢は追跡の途中、何者かに拉致され!?―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
このん
15
(2014年10月21日3894)『たくらみ〜』シリーズ2巻目。元警察官の高沢と暴力団の組長になった櫻内。櫻内の体力とお金を湯水の様に使うのが気になる。暴力団ってそんなにお金を持ってるもんなんやろか?櫻内の組で射撃の教官をしている三室、そして、暴力団に情報を流していた西村。警察と暴力団の繋がりが沢山書いてあるので警察を信用出来なくなる。櫻内の愛人にされてしまった元警察官の高沢だけど、毎日抱かれていたら情も湧くわね。二十歳そこそこの下っ端早乙女のちょっと能天気さが、高沢の癒しやね。2014/10/21
kat
12
高沢が拉致されて輪姦されて、それを櫻内が単身乗り込んで、ほぼ一人で制圧して…と、なかなかハードな展開なのに、高沢自身が淡々としているのと、櫻内も全く動じていないので、さらさら読めちゃいました(笑)櫻内はもともとベタ惚れなんだけど、この巻では高沢も、櫻内に惹かれてるのを意識し出すので、前より甘い感じかな。櫻内が、とにかくいい男で強くて何でも出来ちゃうのが、これこそBLの攻めって感じでいいです~♪(笑)2012/04/23
ふみ
9
櫻内(菱沼組若頭)×高沢(ボディガード)たくらみシリーズ第2弾!私は文庫で初読みです~第2弾は高沢が、櫻内をガードしている途中で、自分が拉致されるという、高沢にとって最悪でキツイ展開でしたが、割合サクサク読み進めることが出来ました…お話も第1弾より楽しめたし、銃にしか興味を示さない高沢が、無自覚なんだけど櫻内を意識するところも、可愛くてイイ感じでした!続き(第3弾)が楽しみですが、発売は5月だそうです…書下ろしは、櫻内視点で、櫻内の高沢に対する深い想いを、読むことが出来て嬉しいデス(チョットですが^^;)2012/03/17
uuuuuuuuko(うーこ)
8
たくらみシリーズ2作目。前作よりもずっと面白かった。自分を掴みあぐねつつも高沢の感情が少し動き始めたからかな。櫻内は相変わらずの絶倫っぷりで男前。何気ない高沢の呟きが可愛すぎる。本人が淡々としてるから酷いシーンもさらっと読める。2013/07/24
de sang-froid
6
893BL。②菱沼組若頭・櫻内(右)のボディーガード兼愛人・高沢(左)は、襲名披露を間近に控えた仕事中、拉致されてしまう。痛い展開でしたが、それより置いてかれたことにしょんぼりしてる受けがかわいい。安易な展開や設定も目につくけど、まあ二人の仲が良くなったので、良し。2012/10/26