内容説明
病気の母親の治療費のため、自分を慕う秀人にも嘘をついて生まれ育った家を出、姿を消した雪哉。その後、母親を看取り一人になった雪哉は、秀人と過ごした最後の夜の思い出を胸に小さな花屋を営んでいた。そんな彼の前に突然秀人が現れる。しかし、9年もの間、雪哉が自分を裏切って家を出たと思い込んでいた秀人は、ひどい抱き方で雪哉を傷つけようとして…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とすたん
10
あらすじから薄幸健気受けを想像して読み始めたら、拍子抜けした。なんて、明るく前向きかつ、おおざっぱな受けなんだ。ちょっとザッパ過ぎる気もするけどまあいいか。おじさんはいつも悪者だよねと思いつつ読了。2015/04/25
アネキ
8
シリーズモノだと知らず、新刊を読んでしまったんですが、こちらの作品のあらすじにピーンと健気受け臭を感じたので狩ったけど、イマイチ健気受けではなかったという残念作品(/_;)黒崎さんのはたまにすごくハマる健気受けがあるので気を抜けないのでついつい新刊買ってしまうww今回は受けちゃんの叔父が非常に悪徳でいいシチュエーションを作ってくれていたにも関わらず・・・受けちゃまが意外と世渡り上手な感じで幸薄感がなかったのが非常に残念☆攻めもなんだか淡々としていてデレる間がなかったのか???wwwとにかく残念な①冊。2013/01/29
*ちえ*
4
これ、シリーズなんですね!でもこれ1冊でも問題ないです。ちょっとリンクしてたくらい。あらすじから受ける印象と受けの感じが違っていてすっごくアバウトというか、マイペース!シリアス寄りに行けそうなネタ結構あるのに過ぎたものはしゃーねぇよ..みたいな、男前というかほんとアバウト(笑)花屋年上美人×骨董屋オーナー男前年下攻め。2015/05/03
たべもも
4
★★★★☆。登録漏れ。シリーズの中では毛色の違う作品。こじれにこじれて面倒くさいけど、受けが地を出してキャラ変わってくのが面白かった。2014/07/24
祐@暫しお休み中
4
スピンオフだと知らずに購入。が、これだけ読んでも問題なく。年下攻めはこれくらい一途なのがいいなーと思いつつ、あまりの頑固さに若干イラッとするやりとりもあったり、幸哉の前向きなところはいいけどちょっと躁鬱が激しい人みたいな印象をもったりもしたけど、内容的にはさらっと読めるお話だったかなと。わかってたけどくっついたあとの二人が甘くてニヤニヤでした^^2011/12/09