幻狼ｆａｎｔａｓｉａ ｎｏｖｅｌｓ Ｔｙｐｅ：ＳＴＥＥＬＹ〈上〉

片理 誠【著】

幻冬舎コミックス（2011/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344823716
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

内容説明

人間を無差別に攻撃する「全自動虐殺機械群」（アトロハード）によって、人類は滅亡へと向かっていた。第三番ドーム市に住む十五歳の新堂善騎は、敵を倒すために作られた有機系生体ロボットの「スティーリィ」に運悪く抜擢されてしまう。幼なじみのルクミ、親友の凛人らの励ましを受けながら、善騎は増殖し殺戮を繰り返すアトロハードと対峙するが…。

著者等紹介

片理誠［ヘンリマコト］
東京都出身。駒澤大学文学部卒業。第５回日本ＳＦ新人賞にて、ＳＦミステリー長編『終末の海・韜晦の箱船』が佳作入選。２００５年３月に同作品を改題した『終末の海Ｍｙｓｔｅｒｉｏｕｓ　Ａｒｋ』（徳間書店）にて、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

登場人物が・・・という気がしますが、感想は下巻にて。

2017/08/11

[春風]

「草の根BBS」が懐かしい。でも若い人に通じるのかな？

2012/02/05

[タケミチ]

半分きたけど、まだどういう方向に向かって話が収束していくのかわからない。とりあえず、今のところ面白く読んでいます。

2014/06/27

[mdsch23]

ナノテクベースの戦闘ロボット（アトロハード）が世界に解き放たれ人類に敵対するようになった世界。対抗する為に適性のある人を徴用してバイオテクノロジーで産み出した戦闘用人型生体兵器へ脳を移植して防衛戦に投入しているという世界のお話。「人造人間キャシャーン」というかマキャフリーの「歌う船」や「まどかマギカ」を思い浮かべました。あと太平洋戦争末期の組織崩壊寸前の日本軍的な空気が充満。

2012/02/05

[tau]

読み始めたらハマってしまって一気に読めた。挿し絵のスティーリーがちょっとイメージと違ったのが気になった。シミュレーターで出会った時の陸と山川の印象と次に出会ったときの落差が余りにありすぎて、別人かと思ったが同一人物だった。落差があるのはいいけど、説明が少ないし主人公の感情の変化に読者がついていけない感じがした。そんなこといいつつ下巻まで一気に読んでしまったんだが。

2012/02/04