内容説明
４０億円の緑化プラントを即決で買った美青年・アシュラフは、実は一国の若き王子だった。平凡な商社マンに過ぎなかった篠原玲人はアシュラフに気に入られ、そのまま国に連れて行かれてしまう。世俗を超越したアシュラフの愛情表現に翻弄され、賭けに負けて強引に抱かれることになった玲人。年下の王子の腕の中で、期せずして快感に身悶えてしまい―。
著者等紹介
愁堂れな［シュウドウレナ］
東京都出身在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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那義乱丸
10
ゲンキノベルズ刊の作品に書き下ろしを加えて文庫化。これが愁堂さんの初アラブモノだったそうです。玲央奈シリーズの原点とも言うべきか、人の予想のナナメ上をイク破天荒王子・19歳に、日本人リーマン・31歳が思いっきり振り回されてます。おまけに三十路男に向かって『私の小鳥』呼びとか、もう笑うしかないですｗｗｗ一応王位継承絡みの事件もあります。雪舟さんの漫画が面白かったですー！実はこれが読みたくて買った本です。2010/11/29
こげぱん
6
アラブブーム中につき読んでみました。セレブワンコなアシュラフ王子がとっても可愛かったｗいろいろ酷いことしてるのかもしれないけど、玲人も結構イイ性格してるのであまり可哀相だと思わなかったというｗｗ部下のナウファルもめっちゃイイキャラしてたので読んでて楽しかった。小鳥呼びとか小鳥というより〇鳥では…のあたりは爆笑でしたｗｗいつか3人でとかはダメですかね？ｗ2010/11/14
tanya
2
懐かしさで買ったもの。受の流され易さと天然な王子様に笑ってしまいました。巻末のマンガが面白かったです。2012/11/06
カイ
2
旧版を読んだ時は小説初心者だったので、何も思わなかったですが、今改めて読むと結構サラ～っとした内容だったんだなと（笑） これで健気なだけの受キャラなら面白みの無い内容だけれども、年上（2桁も）で自分の意思がちゃんとあるし、攻キャラも怒られると「シュン」てしてしまうギャップに（笑） だけど何か物足りない…2011/01/17
ツギユ
2
19歳王子×31歳リーマン。アラブ物は年上攻めの美少年・美青年受けというイメージが強くて敬遠しがちだったのですが、年下王子攻め（←大好物）ということで、即購入即読破。王子がほんと王子で、リーマンがほんと庶民な会社人間で、従者も一癖あり、楽しかったです。一応お家騒動もありますが、主人公視点なので、ドロドロせずにサクッと終わって、テンポを悪くすることなく読めました。ただイラストの雰囲気から耽美なアラブ物を期待してたらガッカリするかも。私の目当てはそこじゃなかったので、むしろもっと読みたいくらい当たりでした。2010/11/24
