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内容説明
望んでもいないのに四大貴族の一角“黒狼公”に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の“黒狼公”妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のために人質交換を要求し…。
著者等紹介
妹尾ゆふ子[セノオユフコ]
3月9日生まれ。神奈川県在住。漫画家のめるへんめーかーを姉に持ち、アシスタントをつとめる。白泉社「花丸」にて、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けろり
31
そうか、北方の人達とのヤエとの関わりはここから始まったのかと久しぶりに思い出しました。 離れていても信じられる、皇女とヤエトの主従関係が1歩進んでいるのも見受けられて嬉しかったです。2020/10/25
藤月はな(灯れ松明の火)
30
権威ある者の女性への侮りに怒りつつもすっかり、シロバの雛鳥馬鹿となりおおせた(笑)ヤエトですがまたまた、問題が。皇妹が「黒狼公に似ている」と復縁を迫ったり(「ルーギンは!?」と思うより先に「ヤエトの隠居がまた、遠くなったな・・・」と脳内で仏壇の鐘が鳴った 笑)、皇女溺愛の皇帝の策略に陥ったりと散々です。恩寵の力を使うだけでも大変なのに立ち回りが不器用で責任感が強い過重労働まっしぐらのヤエトをもう本当に隠居させてやれよ。セルクの褒め言葉に対し、さらっと大したことじゃないと言い切れる彼はすごいよ、全く。2012/02/11
まりもん
29
色んな神が絡んできてヤエトの知識を越える話が色々と入ってきて隠居からどんどん遠のく。 北方との人質交換のようなこともあり交渉の立ち会いのようなこともしたり、皇妹との縁談とヤエトがぼーっとする暇なしの人生だ。 ラストのナグウィンを無事に救出出来るか気になるところで終わっている。来月が待ち遠しい。2011/07/23
cecilia
20
雛がかわいい。今巻唯一の癒しです。今のヤエトには癒しが一番必要だと思います。なんかもう周りが面倒くさいです。一人の人間(しかも虚弱)が背負える量を軽々と越えています。知るかボケって言っちゃえばいいのに。 皇女とは恋愛面より主従な関係を押してくれた方がうれしい。ルーギンも含めて仲が良いとなおうれしい。2012/07/23
呉藍
17
我が道を行く陛下のおかげでそのうちヤエトがショック死してしまうっ!! 何でもお見通しなのか……。瀕死状態で脳内フル回転なヤエトって物凄いはずなのに、次から次へと問題山積ですね(苦笑 「知るかボケ」の使いどころも出て来ないし、ストレス発散の場は鳥? シロバの雛は悩殺モノのかわいさです。ヤエトも鳥馬鹿の仲間入りか~。2011/11/02
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