内容説明
両親の離婚によって、血のつながらない叔父の家に居候することになった秋彦は、大学進学かパティシエになるため専門学校に進むかで頭を悩ませている高校生。だが居候先にいたのは、予想以上に若い叔父・守柯だった。ピアノの調律師である守柯は、5つしか歳の違わない秋彦を子ども扱いして冷たくあしらう。そんな守柯に孤独の影を見た秋彦は…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
14
(苦笑)読了してみて他の方のレビュー拝見してみたらば…いつの間にカミカ好きになってる?どこで?という感想は同じく持ちました。それだけ秋彦にとってカミカが強烈な人物だってことでしょうけど。突飛で単純な秋彦だったので面白く読めました。それとカミカの友人安東も結構好きなキャラです。2017/05/05
cikorin06
7
登録漏れ、既読。優しいけれど気難しい、綺麗なおじさんが無理でした。2017/06/18
けい
4
恋はシェリーグラスの中でを読んだのでこれも読んでみた。カミカの過去気になる。2015/03/12
kat
2
わんこときつね以外の玄上さんは、やっぱりちょっと微妙かもしれない…と思ってしまいました。二人が惹かれあう理由がよくわからず、どちらにも感情移入出来ず、そのまま最後までいってしまったかな。でも、高校生がぐるぐるしてるのは、青春♪って感じで良かったです。2012/03/13
ミル婆
2
特殊設定じゃない玄上さんは初読み。選択肢が沢山あっていいな、とはモラトリアム真っ最中の18歳には思えないのがリアル。それを子供扱いするカミカも23歳。確固たる決意を持って選択した少数派でも、いくらでもやり直せる。でも、打算も妥協もなしに純粋に真っ直ぐ恋できるのは、この頃だけかもしれない…。脇だけど各々の親友二人も魅力的。2012/02/29