内容説明
友坂眞澄は、静かな町で父親から引き継いだ小さな医院を営んでいる。ある朝、友坂を頼って突然やってきたのは、恋人と海外に飛び出したきり音信不通になっていた姉のひとり息子・侑里。「独りぼっちになった」と話す侑里を放り出せるはずもなく一緒に暮らすことにした友坂だが、庇護すべき対象である侑里から、一生懸命に「好き」と迫られて―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テンハル
9
【タイトル買い】血の繋がらない叔父×甥⇒ヘタレな叔父と純真無垢な甥が寄り添い暮らし始め、恋心を育む年の差ストーリー。受け・侑里の田舎の外国暮らし設定が、上手い具合に攻め・眞澄との絶妙なズレとなり、可愛さになってます。一生懸命に好きと伝える侑里と常識にとらわれて逃げをうつ眞澄のヘタレ具合と男っぽさにキュンとしました。有明月にお礼が言えるといいですね。2013/09/17
メイ＆まー
7
『朧月夜～』よりもこちらの方が好き！友坂みたいな堅物攻が悶々と頭を悩ましてる姿、好きですね～。甥っ子の侑里はもっとはた迷惑な奴かと思えば、かなりぽやんと世間ズレした可愛らしい少年でした。その侑里がケートや相原に乗せられて友坂を挑発するのは見てて楽しかったです♪無自覚な色気と純粋さで迫られると友坂の理性もそりゃふっとびますわな～。それと、侑里の着てたドレス、きっとあの後相原がケートに着せて・・・ゲフンゲフン（自重 笑）。2010/07/21
りんご☆
6
読了2015/04/03
妖才アイランド
5
朧月夜〜ではノーマルで堅物な真澄さんがこういう恋に落ちる過程を自然に読めるのか疑問でしたがサラッと読了でした。侑里くんが純粋で可愛くて良かったです。ある意味ジャンも可哀想ではありますが…2017/07/25
のんたん
5
朧月のときはちょっと苦手かなぁと思っていた眞澄先生の魅力が良くわかるストーリーだった。こういう世話焼き兄ちゃんタイプの頼りになる男性が好き。ちょっとうるさそうだけどね^^;侑里も健気で、日本の若者にない純朴さ、擦れてなさが可愛くてよかった。2014/11/11
