内容説明
父親を亡くしたばかりの高校生・乃木坂澪の前に現れたのは、ダークカラーのスーツにサングラスで身を固めた美貌の男・高原誠司。暴力団組織の顧問弁護士だと言う高原に澪が聞かされたのは、自分でも知らない出生の秘密だった。澪は指定暴力団赤間組組長の孫で、３人の兄がいるらしい。しかも、赤間組では澪を「跡継ぎ」として歓迎しており―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
24
積読崩し。いらさん初読み。数年前に、小川いら＝水原とほるの噂を知り1冊読んでみようと買った本。ヤクザモノではあるけれど任侠を重んじる『良い（？）ヤクザ』なのでほのぼのというかゆるゆるというか。少しハラハラな場面はあったけどｗただ私はおぼこい系少年がツボじゃないのと、高原がいつ澪に恋愛感情を持ったのか、澪のどこに恋愛対象となるポイントがあったのかという疑問もあって今一つ話に嵌れなかった。まさか朝顔のつぼみから？だとしたら驚愕！それにしても朝顔のつぼみって喩えに笑った！たしかに先っちょとかそっくりかも（笑）2014/06/16
りんご☆
13
読了2016/01/26
諏訪 聖
6
受けの澪はかわいいんだけどウルウルきゅるんというような可愛さじゃないところがいいと思う。暴力団のお話しだけど痛いとか怖い描写は特にない。兄のスピンも気になるのでポチろうと思います。おもしろかった～2013/09/17
NK
5
澪のテンションがプチオバカ（いい意味）なので、ともすればかなり悲愴になりそうな部分をそれでカバーしているかと。しかし、どう理由を付けても「妻が亡くなった後に（ショックのあまり）、上の子三人を、婿養子先である妻の実家である極道の家に置いたままで生後まもない四男（受け）だけつれて失踪した父」はひどい奴にしか思えないんだが。それをギリ回避してるのがお話の明るいノリのおかげというか。うーんやっぱり父親をいい人に描写してるのに、やってることがえぐい。あと攻め……お前「いつ」から受けを狙ってたw ★★★★☆2011/04/28
de sang-froid
4
893BL。①父を亡くして一人きりになった高二・澪の元へ、自分を探していたという組弁・高原が訪ねて来る。本家のしきたりとか作法とかこんなに書いてあるのは初めて読みました。挿絵どおりかわいらしい受。高二っちゅうより中二の方がピンと来るなあ。(→「七代目、お譲りします｣)2012/11/25
