内容説明
はじまりは3年前。カフェレストランで働く安芸遼一は、美しい妻と愛くるしい男の子・准と訪れる常連の客・皆川春海に一目惚れした。しばらくして、離婚し落ち込んだ春海に夜の歓楽街で会った遼一は、身体だけの関係を持ちかける。それから1年。月に二度だけの逢瀬のたび、春海に惹かれていく遼一だったが、想いは告白できない。やがて別れを決意した遼一に春海は…。
著者等紹介
崎谷はるひ[サキヤハルヒ]
1971年3月16日九州出身・神奈川在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そらねこ
23
まぁまぁ面白かったけど、攻めに魅力が今一つ。鈍感というか、気配りが足りない。まぁ、すれ違いがなので仕方ないのかもしれないけど。健気な受けは好感持てる。2016/12/10
青龍
16
Kindleにて。自分に自信のない健気受けくん。うーん、悪くないんだよ...でも、卑屈な感じに、いらっとしてしまった。まあ、お幸せにー! ってところですね。あと、准くんの話し方が、年齢のわりにたどたどしいのが気になった。あれだと、3歳位の感じではないかな。史恵さん、好きだわ!2018/02/26
ルーリィ
12
再読。どこまで我慢するんだか、ちゃんと話し合いなさいよってイライラしてしまうCPでした。なにより少し不幸体質に寄り添いすぎてる受がいかん。でも、後半は甘甘で良かったです(笑)2014/12/26
祐@暫しお休み中
11
そもそも二人の間に決定的に会話が少ないのが間違いなく原因の話だったけど、それに乗っかるように受が一方的に自分を可哀想なほうへと追い込んでいるように感じて健気さが微妙に鼻についてしまった。おかげで健気受大好きながらイマイチ話にハマりきれずに読了。別れを切り出されて漸く気づいた攻が想いを受け取ることを躊躇う受相手に、わりと必死に甘やかそうと頑張っている2本目は甘いうえに愛情がたっぷり感じられて大満足だったのですが。とりあえず子供ながら両親の理不尽さをしょーがないの一言で受け入れちゃった息子が一番男前だったw2014/09/10
天使を愛するアカウント
11
再読。一児のパパ・春海×レストラン店員・遼一。このシリーズやっぱり好きだなぁ。結婚してて子供がいる春海と自分は遊びなんだから、と思いながらも関係を持つ遼一が、ひたすらにいじらしい。すれ違いの切なさと、それが解消された時のあま~さはさすが崎谷さん、絶品です↑ 後半で春海視点が読めるのもまた嬉しい♪ ホント、遼一にめろめろだもんなぁw 脇の奥さんも子供の准くんもかわいくて、いい作品ですねv 街子さんのイラストもぴったりです↑2010/10/17