内容説明
ガタンゴトン。ひょいっひょーい。窓の外を走るコレは何!?!お弁当絵本史上、電車絵本史上、1番へんてこ!!不気味なのに、なんだかクセになる!キミが乗る電車からも見えるかも?大人気『ねこいる!』『おばけのかわをむいたら』の作家の新境地!
著者等紹介
たなかひかる[タナカヒカル]
お笑い芸人、ギャグ漫画家、絵本作家。京都府出身。グレープカンパニー所属。通常は「田中光」として活動し、絵本作家としての活動時の名義のみ「たなかひかる」となる。絵本では『ぱんつさん』(ポプラ社)で第25回日本絵本賞受賞、『ねこいる!』(ポプラ社)で第6回未来屋えほん大賞3位とMOE絵本屋さん大賞2022第5位、『おばけのかわをむいたら』(文響社)で第10回静岡書店大賞第2位、『すしん』(ポプラ社)で第14回リブロ絵本大賞・大賞とMOE絵本屋さん大賞2023第8位など受賞作多数。シュールな世界観が多くの読者の心をつかんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
130
たなか ひかるは、新作中心に読んでいる絵本作家です。 禿のオジサンが乗っている弁当なんて絶っ対食べたくありません🍱🍱🍱 https://www.gentosha-edu.co.jp/book/b652682.html2024/09/28
MI
66
今回もシュールなお話だった。電車の前を見たら箱に足がはえたものが走ってる。駅で止まると、その箱も止まる。箱に何やら乗ってきた。おむすびだ。次の駅では玉子巻きが乗ってくる。次の駅ではおじさんが乗って、きんぴらが乗れない。この箱の終着は何なのか。今回は淡々としていて意外さがなかった。2024/12/09
ネギっ子gen
50
【ひょいっ ひょいっ ひょいっ】電車の外を変なのが並んで走っている。駅に着くと、それも止まった。「何だよ、これ」と乗客たちに邪魔そうにされながら、じっとしている。やがて、おにぎりがやってきてそれに乗り込んだ。電車が走り出すと、おにぎり2つのせたお弁当も走り出す。「ひょい ひょい ひょい ひょーい」って。次の駅では唐揚げとブロッコリーが乗った。その次の駅では卵焼きも。でも、もう一切れの卵焼きはどこ?って思って見てたら、大変!!おじさんが一人お弁当に!そしてそのまま走り出した。車内にはもう一切れの卵焼きが――2024/12/31
馨
48
たなかひかるさん絵本。もうシュール過ぎて完全に大人の絵本だと思います。電車と並走する謎の入れ物。次々に乗車してくる中身。皆足がある。おじさん間違えて乗ってる。笑えます。2024/10/12
よんよん
33
ひょいっひょーいというオノマトペがクセになる。が、なぜに弁当箱が電車と一緒に走る?などと思ってはいけない。子どもなら単純に面白いと思う、かもしれない。ひょいっひょーいとおにぎりやおかずが駅に着くたび乗ってくる。なぜかお客と入れ替わっていたりもする。最後は無事にお弁当の完成。蓋もお箸もやってきて、誰がたべるのかな。2025/04/07