出版社内容情報
自我の芽生えを向ける時期の子どもたちへ、齋藤先生から「これだけはやっておけ」という力強いメッセージ
内容説明
“ミッション”とは使命感を持って行動すること。10歳のキミにおくる、生き抜く力がつく31のミッション。
目次
友だち・家族のミッション(あいさつで心を開け!;相手の話を全身で聞け! ほか)
生活のミッション(指さし確認で忘れ物をなくせ!;時間に余裕を持つべし! ほか)
まなびのミッション(「やるぞ」と決めて勉強せよ!;予習・復習で自信をつけよ! ほか)
あそびのミッション(体を動かして、エネルギーを出しきれ!;音楽を体で感じるべし! ほか)
心のミッション(“知仁勇チェック”で心を整えよ!;“なりきりパワー”でやる気を出せ! ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
95
思春期(要するに反抗期?)になる前の10歳の子どもに向けて、NHK・Eテレの「にほんごであそぼ」の総合指導などを務めている齋藤孝さんが伝えておきたい考え方、行動などをまとめた一冊。著者自身がふだんからミッションを意識して行動しているため、「10歳のあなたにおすすめしたい31のミッション」というコンセプトで項目がまとめられている。それぞれのミッションは4ページ完結で、ミッション内容をビジュアル化したイラストが挿入されているが、基本的には文字ベース。著者が語りかける文体で、読みやすい。2023/10/03
たまきら
37
結構できてるな、うち(特に遊びミッション)…と自画自賛しながら読みました。遊んでばっかりだけど、それはそれで人生楽しいしいいじゃん、という夫婦ですしねえ。…昨日はイギリスから数年ぶりにやってこれたサーカス団員友が遊びに来て、大笑い。お互いお金はないけど年取った時の「あれしたよね」エピソードには困らないだろうなあ。2022/10/13
chiaki
35
長い人生の中で、10代とは心と体の土台をつくる大事な時。そんな10代を迎える子どもたちに、友だちや家族、生活、学び、あそび、心の5つのテーマにカテゴライズされた齋藤先生おすすめの31のミッション集。特に難しいことを強いてるわけではなく、親としても子どもに知っておいてほしい極々当たり前のことを説いてくれているので、子どもの机の上にでもそっと置いておきたい1冊。迷ったときの道しるべにしてほしいな。これはわが家に買っておきたい。知仁勇チェック、私もしよ。2022/03/25
なおなお
5
9歳の女が図書館で借りてきた本。とても読みやすい。勉強内容が難しくなったり、人間関係も複雑になっていく10歳には相応しい。私も10歳の時に出会いたかった2022/10/02
Eri
4
娘小5図書館。 最初の方は、ふむふむなるほど〜子どもでもこのミッションをやってみよう!と思うかも!いいね!と思って読んでいたのだけれど、だんだんと、これって【大人が考える理想の子ども像】を作り上げたいだけなのでは?と気持ちが傾いてしまい、モヤモヤしてしまった。 そりゃ、こういうことを素直に出来る子はいいんですけれど…… あと、自分で飼えなくなった生き物を学校に寄付したってサラッと書いてほしくない。迷惑。2023/06/28