出版社内容情報
百人一首の歌人たちのちょっと切ないエピソードを面白おかしく紹介する児童書
内容説明
雅で華やかな人生かと思いきや…みんなけっこうたいへんだった！作者たちの知られざるしょんぼりエピソードを読めば、百人一首が１００倍味わい深くなる！
目次
１章 人生でしょんぼり（“花の色は”の小野小町は…キラキラ美女でも最期はドクロに！？；“筑波嶺の”の陽成院は…やんちゃすぎて、暴れまくりの人生！ ほか）
２章 家族でしょんぼり（“春すぎて”の持統天皇は…夫と弟がバトル！つなぎで天皇になる！；“きみがため・は”の光孝天皇は…大家族のパパがある日突然天皇に！？ ほか）
３章 恋愛でしょんぼり（“ちはやぶる”の在原業平朝臣は…かけおちに失敗しても、こりない恋愛体質！；“わびぬれば”の元良親王は…禁断の相手にも手を出すプレイボーイ！ ほか）
４章 仕事でしょんぼり（“わたの原・や”の参議篁は…上司のパワハラに反抗して、島流しにされる！？；“天つ風”の僧正遍昭は…親身に仕えていた主を亡くし、出家する！ ほか）
５章 いろいろとしょんぼり（“心あてに”の凡河内躬恒は…明治時代の歌人にけなされる！；“由良の門を”の曽禰好忠は…呼ばれていない歌会に出て、つまみ出される！ ほか）
著者等紹介
天野慶［アマノケイ］
１９７９年、東京・三鷹市生まれ。短歌結社「短歌人」会同人。幅広い場で短歌と百人一首の魅力を伝えている。絵本『ママが１０にん！？』（絵・はまのゆか／ほるぷ出版）で第１０回ようちえん絵本大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆうちぃ
2
人が人を想う気持ち、風景も愛でる感性は時代変われどそのままなんだと改めて思う。ドローンやインスタ映え、といった今の言葉で置き換え説明してくれて、ぐぐっと身近に歌を感じることができた。キレやすい性格の藤原定家キャラも意外。ベストではなく、定家こだわりのフェイバリットセレクションらしい。2024/01/18
