内容説明
学校での対応に戸惑い、進路に迷い、思春期の壁にぶつかり―それでも子どもを信じ続ける親がいる。日々の支援が教えてくれたのは、諦めないことの価値だった。信じていれば、子どもはいつか応えてくれる。言葉が出ない、会話が噛み合わない、集団になじめない―。まだ理解も制度も十分ではなかった時代、支援の現場は何を見て、何を支えてきたのか。36年間、多くの家族と歩んできた療育の記録。
目次
第一章 生命力を支える家族(生きる力;障がいがありますが、なにか?;兄妹のきずな;痛いの、痛いのとんでいけぇ~;作り話;電車内ではバンザイを!)
第二章 熟慮の決断(三つ子の魂;遅いイヤイヤ期;母も子も自分を生きる;置かれた場所で咲く)
第三章 青春したい!(ハイテンション;テニスボーイの誕生;それ、受け売りです;短くも生きて)
第四章 良かれと思っても(かくれんぼ;ドール;親知らず子知らず;誰にとっての良かれ?;スカウトされる;オニの子)
第五章 ひたむきに生きる(武道への憧れ;パソコンは最適教材;後ろに回して!;心の霧;年表少年)
著者等紹介
えんどうとしこ[エンドウトシコ]
1947年 宮城県生まれ。東北大学文学部卒業。日本女子大学家政学部児童学科に編入後、5年後卒業臨時教員として5年間、ことばの教室、特殊学級(現在の支援学級)、通常学級、養護学校(現在の支援学校)などに勤務。1989年 発達障がい児のための「こばと塾」開設。その後「こばと治療教育センター」と改称。発達・自立支援教育教材を開発・販売(9条一般図書として学校教材になる)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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