内容説明
AIの発達で真偽ないまぜの情報が氾濫し、世界中を呑み込もうとしている。人間はAIを制御して、情報の大海を無事に乗り越えていけるのか?あるいは主観を持ったAIが人間を凌駕してしまうのか?認知科学・情報理論・物理学などに見る、AIとの共生の道。AIを知り、人間をさらに深く理解するための哲学的教養書。
目次
序
第1章 身近なAIに見る原理(カーナビ;ゲームソフト;iPhoneの写真アプリ・カメラ;ChatGPT)
第2章 人間とAIの本質(AI脅威論:破滅か加速か;メディアおよびアルゴリズムとしての人間とAI;知能と意識の関係)
第3章 意識とは何か(意識の性質;自由意志の問題;意識のハードプロブレム)
第4章 情報の正体(人間、AIと情報の関係;情報理論の展開;情報の物理学と意識)
結び
著者等紹介
細谷龍平[ホソヤリュウヘイ] 
1953年大阪生まれ。子供時代をニューヨークで暮らす。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、外務省に入省。オックスフォード大学修士(哲学・政治・経済)。ユネスコ事務局官房長、駐マダガスカル大使を経て、福井大学国際地域学部教授、日本ユネスコ国内委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


 
               
               
              


