出版社内容情報
中高生の子どもがいる親に必ず知ってほしい!
一度感染すると生涯つきまとう、B型肝炎ウイルスの脅威
昨日まで元気だった我が子が突然高熱を出して、みるみるうちに容体が悪化、そのまま短時間で命を落とす――B型肝炎はある日突然、子どもの命を脅かすことがある病気です。
2016年にワクチンが定期接種化されてからは、生まれた赤ちゃんの多くは予防接種を受けています。そのため、現代の親世代にとっては「名前は聞いたことはあるけれど、身近に感じにくい病気」になりつつあります。一方で、2016
【目次】
はじめに
[第1章]親なら必ず知っておきたい
我が子の命を奪うB型肝炎ウイルスの脅威
突然、我が子に命の危機が迫る――B型肝炎ウイルスの脅威
沈黙の臓器をじわじわと蝕むB型肝炎ウイルス
HIVの50~100倍の感染力――
自身が感染に気づかないまま周囲に感染させてしまう
肝がん・肝硬変・劇症肝炎――B型肝炎が招く恐ろしい病気
キャリアが直面する偏見と正しい理解の必要性
[第2章]無意識のうちに感染し、進行する――
子どもたちを襲う
内容説明
一度感染すると生涯つきまとう“沈黙の病”から子どもを守れ!気づいたときには肝臓はボロボロに。2016年より前に生まれた子どもをもつ親に知ってほしい、B型肝炎の恐ろしさと予防法。部活、習い事、デート…あらゆる感染リスクから子どもを守れ!肝臓のスペシャリストでもある小児科医が、B型肝炎ウイルスの脅威と対策を徹底解説。
目次
第1章 親なら必ず知っておきたい 我が子の命を奪うB型肝炎ウイルスの脅威(突然、我が子に命の危機が迫る―B型肝炎ウイルスの脅威;沈黙の臓器をじわじわと蝕むB型肝炎ウイルス ほか)
第2章 無意識のうちに感染し、進行する―子どもたちを襲うB型肝炎の感染経路(母子感染はどのように起こるのか~母親がウイルスキャリアの場合の感染リスク~;妊婦の血液検査と適切な処置で母子感染は防げる ほか)
第3章 一度感染すると生涯つきまとう B型肝炎ウイルスが引き起こすさまざまな病(急性肝炎;慢性肝炎 ほか)
第4章 沈黙のウイルスから我が子を守る 唯一の感染予防となるワクチンの有効性(B型肝炎ウイルスがもたらす確かな効果・ワクチン接種の流れと適切なタイミング;副反応と感染リスクの正しい向き合い方 ほか)
第5章 一人ひとりの正しい選択が次世代の健康を守る 予防接種の普及がもたらす社会的価値(ワクチンクーポンを活用した予防の実践;接種の普及と正しい情報を広める取り組み ほか)
著者等紹介
杉浦時雄[スギウラトキオ]
1974年愛知県碧南市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業後、蒲郡市民病院小児科勤務を経て、2002年から同大学院で肝炎ウイルス、小児の肝臓を専門に研究を始める。2009年より名古屋市立大学で、小児科医局長、NICU病棟主任、講師などを務める。2017年に蒲郡市民病院小児科部長を務めたのち、翌年、生まれ育った碧南市に杉浦こどもクリニックを開業。2022年、医療法人吉邦会を設立し現在に至る。医学博士。5人の父。柔道弐段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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