内容説明
透析医療の現場から。腎不全、泌尿器疾患を専門とする臨床医で、がんの基礎研究に25年以上携わってきた著者が導き出した腎臓病とがんの関係についての新説。腎臓病で悩まれている、すべての患者さんと、そのご家族へ。
目次
第1章 腎臓病は静かに進行する国民病
第2章 日本人の死因ナンバーワン がんの正体とその対策
第3章 腎不全になるとがんになりやすいというのは本当か?
第4章 透析患者のがん死、実は1割以下!その理由とは?
第5章 腎臓病と言われたら、がんの心配は無用!
第6章 腎臓病の人が受けるべき、がんの検査と治療法
補遺 腎臓病治療の現状と未来
著者等紹介
右田敏郎[ミギタトシロウ]
長崎大学医学部卒業。医学博士。泌尿器科専門医。東京女子医科大学病院腎臓病総合医療センターに入局し、九州大学大学院病理学教室を経て、ハーバード大学ダナ・ファーバーがん研究所・博士研究員。公益財団法人がん研究会の研究員などを歴任し、現在、医療法人財団真永会東京ネフロクリニック・理事長/院長。北里大学医療衛生学部・客員教授、東京大学医科学研究所・客員研究員を兼任。透析、腎臓病、泌尿器疾患の診療を行いながら、がん研究にも携わる。東京のクリニックで初めて「電解水透析」を導入し、透析患者のための最善の医療を心がける。外国人患者の診療にも力を入れている。専門は、腎不全、がん、分子生物学、病理学。研究論文、学術雑誌多数あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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