出版社内容情報
残された最後の時間を、誰と、どこで、どう生きる?
「延命措置は望みません。自宅での療養と看取りを望みます」
それでも入院治療を勧める病院の方針に納得がいかない老夫婦は、
前代未聞の脱走計画を企てる!
本当に幸せな最期とは?
生と死の狭間で5人の主人公たちが選んだ
それぞれの「旅立ち」のかたちを描く連作短編
「1日でも長く生きていてほしいと延命を願う家族もいれば、
延命よりも自由に死にたい、死なせてやりたいと願う患者や家族もいるんだよ。」(本文より)
医療の発展とともに複雑化する、「終わり」の選択。
自分らしい生き方を最期まで貫くことはできるのか。
命と尊厳に向き合う人々の姿を温かく描いた珠玉の一冊
【目次】
第1話 尊厳死協会会員 渡瀬訓太郎物語
第2話 戦場カメラマン 蔵谷 奏物語
番外編1 金木医師の微風物語
第3話 『私の本』を書き綴る 風間秀子物語
番外編2 研修会帰りの居酒屋物語
第4話 雑誌編集者 藤本達也物語
第5話 小説家 渡瀬佳代物語
内容説明
残された最後の時間を、誰と、どこでどう生きる?「延命措置は望みません。自宅での療養と看取りを望みます」それでも入院治療を勧める病院の方針に納得がいかない老夫婦は、前代未聞の脱走計画を企てる!本当に幸せな最期とは?5人の主人公たちが選んだ「旅立ち」のかたちを描く連作短編。
著者等紹介
岡田公男[オカダキミオ]
1952年広島県生まれ。日本大学経済学部卒業後、理学療法士資格取得。東京都立府中病院(現東京都立多摩総合医療センター)入職。定年退職後、病院職員として勤務中。日本死の臨床研究会会員。日本在宅ホスピス協会会員。多摩在宅ケア・緩和ケアネット会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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