内容説明
50日かけて一人で歩いた1300キロの四国遍路。楽でも安くもない旅路の中に自分と向き合う時間があった。「なぜ行ったのか」は、歩いてわかる。
目次
序章 修行の「四国辺路」から巡礼の「四国遍路」へ
第1章 発心の道場―徳島県[阿波の国](初日 拝礼作法が身についていない(3月13日)
2日目 長距離歩くことに慣れていない(3月14日) ほか)
第2章 修行の道場―高知県[土佐の国](11日目 豪雨の中でなぜか歩きお遍路を実感(3月23日)
12日目 ふやけた足の裏に水疱(3月24日) ほか)
第3章 菩提の道場―愛媛県[伊予の国](27日目 峠を越えると別世界(4月8日)
28日目 南国情緒溢れる風景(4月9日) ほか)
第4章 涅槃の道場―香川県[讃岐の国](44日目 地元の方々の想いを感じる舟形丁石(4月25日)
45日目 境内に入ってから長い石段(4月26日) ほか)
終章 お遍路を終えて
著者等紹介
本間照雄[ホンマテルオ]
1950(昭和25)年6月、宮城県中新田町(現加美町)生まれ。宮城県職員として、教育委員会、長寿社会政策課、地域福祉課などに奉職し、2011(平成23)年3月末に定年退職。4月から東日本大震災で甚大な被害を受けた南三陸町で丸3年被災者支援に関わる。その後、宮城県内外を飛び回って被災者支援に関わり、2016(平成28)年2月からは東北学院大学特任教授として地域教育科目を担当し教壇に立つ。2023(令和5)年3月末に一切の仕事から卒業し、市井の人となる。それを機に地域福祉研究所を立ち上げ、民生委員児童委員や地域づくり活動実践に奔走している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。